松浦孝亮/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(1/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
松浦選手の愛車はインスパイア!海外生活でのクルマ文化についてのお話も!
今回のゲストは、IRL参戦から帰国されて、まだ2年という松浦孝亮選手!
2009年も茂木で開催されたIRLインディーカーシリーズ第16戦に参戦されました。
松浦選手の愛車はホンダ・インスパイアですが、世界を舞台に戦われたという貴重な経験をお持ちだということもあって、愛車のお話のほかに、海外のクルマ事情についてのお話しもして頂きました。
―松浦選手といえばアメリカでのIRL(インディ・レーシング・リーグ)参戦のイメージですが、アメリカで生活されていたときは何に乗られていたのですか?
僕はゴルフが好きなんで、キャディバッグが4つ入って、4人乗れることが最大の魅力です。レジェンドよりも、インスパイアの方が荷室が大きいんですよ。
(インスパイア:510L/レジェンド:452L VDA方式によるホンダ測定値)
あと後部座席もとても広いので、ゆったりと座ってもらえます。もちろん、シートや細かいところの質感を見ればレジェンドの方がもちろん上質なんですけど、スペースとトランクの広さ、これがやっぱり僕にとって最大の魅力です。
―インスパイアと言えば気筒休止エンジンですが、日常で燃費の良さなどは感じますか?
実は、乗っていて気筒が休止してるかどうかを感じることは殆どないんです。だけど、エコドライブしたときはメーターパネルにエコというマークが点灯しますから、それをなるべく点灯するように走れば、相当燃費がいいですよ!
―実感としてどれくらいでしょう?
高速道路では10km/Lを超えますね。さらに嬉しいのは、レギュラーガソリン車だということ。レギュラーだと維持もラクですよね。だからハイブリッドを考える必要って、僕はないんです。
―それでは、せっかくですので貴重な海外での生活のお話を聞きたいと思います。実際、アメリカでの生活はどれくらいだったんですか?
4年です。でもその前にヨーロッパに3年いましたから、結果7年間海外で生活していました。
―そんな海外生活の中で、クルマ文化に関して感じたことを教えて下さい
そうですね、アメリカはとにかく広い!道が広いですし、駐車場も広いですから、ショッピングセンターなんかでも頭からドーンと突っ込んで停めてOKという感じです。逆にヨーロッパ、僕はイタリアとパリに住んでいたんですが、とにかく狭い。駐車場も小さいですし、縦列駐車もギチギチに停めます。
ですから、アメリカではデカければデカいほうがラク、ヨーロッパでは小さくないとどうにもならないんです。
―よく聞く話なんですが、フランスの縦列駐車はバンパーをぶつけながら停めるから、サイドブレーキを使わずにニュートラルにしておく、というのは本当ですか?
本当ですよ。停めるときは、前後のバンパーにくっつく位ピッタリと隙間なく駐車して、出るときは前後のクルマにぶつけながらスペースを確保して車列から抜け出します。
だから、1年も乗ればまずバンパーが落ちます。そういう理由もあってか、停車時にはニュートラルに入れなければならないマニュアル車が重宝され、反対にオートマ車は殆ど走っていません。
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