ホンダ「シャトル」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(1/5)

ホンダ「シャトル」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎
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大人気「フィット」のステーションワゴンモデルが一新

ホンダ 新型シャトル

今では日本と北米でワゴンの需要が冷え込み、国産ワゴンは6車種まで減った。その中の1車種がホンダ『シャトル』になる。ホンダ「フィット」をベースに開発されたから、全高は1545mmでワゴンとしては背が高い。ホンダ「ジェイド」が1530mmだから、ミニバン風のワゴンともいえるだろう。

新型の車名は前述のようにシャトル。従来型は「フィットシャトル」だったから、継続性がないという見方もできるが、フィットをベースに開発されてホイールベース(前輪と後輪の間隔)を変えずに全長を伸ばす開発の仕方はシャトルも同じだ。

進化度数の基準

エンジンは新型のシャトルが直列4気筒の1.5リッターで、ノーマルタイプとハイブリッドモデルを設定する。旧型のフィットシャトルは先代フィットをベースにしていたから、1.5リッターのノーマルエンジンと1.3リッターのハイブリッドモデルという組み合わせだった。そこで新旧比較を行うことにした。

今回も分かりやすい進化度数の基準として採点表を設定し、劇的な変化から、これまで「何となく変わったかも」程度だった違いまで、進化の度合いを徹底的に比べ、採点していく。

ボディスタイル&サイズ

ホンダ 新型シャトルホンダ フィットシャトル

旧型になるフィットシャトルのベースは先代フィット、新型のシャトルは現行フィットをベースに開発された。フィットは新型になって全長が55mm伸びたが、シャトルの新旧比較ではあまり差がない。新型の全長は旧型よりも15mm長い4400mm、全幅は5ナンバー枠いっぱいの1695mmだから変わらず、全高は5mm高い1545mm。ほぼ同じ大きさだ。

しかしホイールベースは、ベース車のフィットを含めて30mm長い2530mmになっている。

この寸法の違いは見栄えにも影響を与え、ホイールベースの短い旧型はボディの前後の張り出しが強調されている。フロントマスクには丸みが付いていたから、かなりズングリした印象だ。

新型もフィットと同じホイールベースで、ボディの前後(オーバーハング)を合計445mm伸ばした。なのでズングリ感はあるが、フロントマスクなどを鋭角的に仕上げたから違和感はあまり生じない。

ホンダ 新型シャトル

フロントマスクの評価は見た人によって異なるが、一般的にいえば新型がカッコ良くなったと思う。現行フィットと比べても十分に上質感がある。

シャトルのデザインで注意したいのは斜め後方の視界だ。旧型もリアドア部分のピラー(柱)が太かったが、新型では荷室のサイドウインドウの下端が高く、斜め後ろが見にくい。購入するなら縦列駐車などを試したい。

進化度数:5点/10点(順当に進化した)

[次のページに続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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