autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 ホンダ「S660」をホンダ「ビート」と比較してみた/渡辺陽一郎 3ページ目

特別企画 2015/5/25 16:43

ホンダ「S660」をホンダ「ビート」と比較してみた/渡辺陽一郎(3/5)

ホンダ「S660」をホンダ「ビート」と比較してみた/渡辺陽一郎

走行安定性

ホンダ S660

S660の走行安定性はきわめて高い。オープンボディながら入念に補強され、高い速度で旋回してもタイヤがグリップを失いにくい。タイヤのサイズは前輪が15インチ(165/55R15)、後輪は16インチ(195/45R16)と太く、後輪の接地性を重視した設定ではあるが、前輪が路面をつかむ力も十分に高い。旋回軌跡を拡大させにくく、常に安心して運転できる。今日のクルマだから横滑り防止装置も標準装着している。

一方、ビートもタイヤのサイズは前後輪で異なり、前輪は13インチ(155/65R13)、後輪は14インチ(165/60R14)になる。車幅の狭い軽自動車のミッドシップとあって、安全を考えて後輪の接地性に重点を置いた。ビートはS660に比べてこの傾向が顕著だから、カーブの手前で十分な減速を行い、前輪の荷重を確実に高めないと曲がりにくい。旋回軌跡を拡大させやすい性質があった。

ホンダ ビート

その一方で、下り坂のカーブなどでハンドルを内側へ切り込みながらブレーキを掛けたりすると、後輪が一気に横滑りを生じる性格も併せ持つ。開発者によれば「限界付近では、ややトリッキーな面がある」とのことであった。

S660を運転すると、24年間に走行安定性の水準が高まったことを改めて実感する。

進化度数:9点/10点(超絶的に進化した)

乗り心地

ホンダ S660ホンダ ビート

S660の乗り心地は、街中では少し硬く感じるが、ボディがしっかりと造り込まれているために粗さは抑えられている。

重厚感が伴い、正確な操舵感などと相まって上質な印象を受ける。

ビートはS660に比べると運転感覚が緩かったが、硬さはなく、路面のデコボコを柔軟に受け流す乗り味だった。

それでも走りの質という意味では、走行安定性と同様にS660の進化度は大きい。

進化度数:7点/10点(大幅に進化した)

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