ホンダ 無限インサイト/インサイトモデューロ 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
インサイトのカスタマイズカーを試乗チェック!
プリウス特需に話題性をさらわれた感もあるが、6月末時点で4万8,000台を受注しているインサイトも立派なものだ。
数字上はプリウスの圧勝だが、トヨタとホンダの販売力の差を考えると、実はインサイトも大健闘だ。むしろインサイトのほうが商売の効率では勝っているという見方もできる。
さらにインサイトは、老若男女問わず幅広い層に支持され、カスタマイズに興味を持つ人の割合が高い。それに応えるべく、ホンダ直系ブランドであるModulo(ホンダアクセス)と無限(M-TEC)が、すでにインサイト用パーツを豊富にラインアップしている。
そしてこのたび、両社のデモカー試乗会が同時にホンダの主催で行われるという、かつてない試みがあった。
無限は、かつてF1に挑戦したことも有名だが、現在もスーパーGTに参戦したり、国内フォーミュラにエンジンを供給しているほどで、モータースポーツのイメージが強い。
市販車のカスタマイズについても、スポーティな走りを意識したモディファイをモットーとしている。
インサイトについても、「ハイブリッド・インテリジェント・スポーツ」をコンセプトに掲げている。つまり、ハイブリッドカーとはいえクルマである以上、走りの楽しさを損なってはならないことを意識したアイテムを開発している。
ゼロリフトを目指し、空力特性を追求したエアロパーツや、サスペンション、サイレンサーなどをラインナップ。
見た目も、どちらかというと草食系のインサイトらしからぬアグレッシブな雰囲気になっているあたりも、いかにも無限らしい。
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