【試乗】ホンダ 新型オデッセイ ハイブリッドは発電機付き電気自動車!素晴らしく静かでなめらか。価格さえ魅力的なら…(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:島村栄二
オデッセイの乗り心地は改良で驚くほど良くなった!
現行のオデッセイと言えば、走り出した途端、絶えず路面のデコボコを拾うことで知られていた。乗り心地が良いとか悪いという論議を超え、誰でも徹底的に悪いと感じるレベル。
特に2列目と3列目の上下方向の動きときたら辛抱タマランほど。始めてハンドル握った時は、ドコか壊れていると思ったほど。アブソルートはさらに酷く、聞いた話では3列目に座った子供が某スティック菓子を持っていると、食べてないのに5分で中身が全部飛んでしまったそうな。
ジェントルな静粛性の高さ、実燃費は車重を考慮すれば“信じられない程”良い
さてさて、ハイブリッドである!
Dレンジをセレクトして走り出すと、素晴らしく滑らかで静か!そらそうだ。発電機付きの電気自動車ですから。
しばらくするとエンジンが掛かるのだけれど、キッチリ遮音してあるし、マウントも頑張ったのだろう。少し大ゲサに表現すると、エンジン掛かったのが解らないときもあるほど。ホンダの2モーター式ハイブリッド、とってもジェントル。
そして燃費良い!実燃費は普通エンジンのオデッセイなら10km/Lを切るような街中の激しい渋滞を走っても「17km/L」前後まで伸びる。
さすがに高速道路の追い越し車線の流れに乗って走ると燃費は落ちるけれど、車速を90km/hくらいまでに抑えクルコンをセットして走れば、15km/Lを割り込むこともないだろう。
オデッセイのボディ重量を考えれば、信じられない燃費だと思う。
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