ホンダ N-WGN(エヌワゴン) 試乗レポート/国沢光宏(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:本田技研工業株式会社/茂呂幸正
アイドリングストップが改良され、燃費はライバル車と並ぶ
燃費だって文句無し!
Nシリーズの第3弾「N-ONE」ではJC08燃費で27km/Lと、ライバルであるワゴンRの30km/Lに届いていかった。アイドリングストップ一つ取っても、ワゴンRやダイハツ「ムーヴ」は完全に停止する前から稼働させていたのに、なぜかN-ONEだと完全に停車して1秒くらい立たないと稼働しなかった。
N-WGNは車速10km/hでアイドリングがストップする制御になるなど大幅に改良され、ライバルと並ぶ29.2km/Lを実現(ターボ仕様もアイドリングストップが付くようになり、26km/L)。このくらいの燃費差だと、比較テストしたって計測誤差の範囲。実用燃費は同等だと考えていい。
リアシートの居住性からしてハンパ無い!
N-WGNの凄さはここからだ。使い勝手の良さときたら、枚挙にいとま無し!
小さいところだと、後席の人がスマートフォンなど入れられるよう運転席と助手席の後ろ側に小さなポケットを付けたり、傘や靴を収納できるアンダートレイをリアシートの下にセットしたり‥‥。カップホルダーに位置まで凝った。
そもそもリアシートの居住性からしてハンパ無い!身長183cmのドライバーが座った状態で、リアシートにも広大なスペースを残す。さらにリアシートは前後にスライドするようになっていて、荷物をたくさん積むことだって可能。はたまたリアが二重底になっているため、ベビーカーも余裕で収納出来る。
クルマにウルサイ私は、シートの仕上がりの良さが気にいった。安っぽさを感じたN-ONEのシートと、調達メーカーから違うという。ロングドライブする人なら、ターボ仕様などいかがか?10万円高でクルーズコントロールとアルミホイールが付く。これまた超お買い得です!
この記事にコメントする