日本人なら憧れる!スポーツカー対決「ホンダ 新型NSX」vs「日産 GT-R」(3/4)

日本人なら憧れる!スポーツカー対決「ホンダ 新型NSX」vs「日産 GT-R」
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アメリカの“匠”と“最新の生産技術”が融合したハイブリッドカー「NSX」

ホンダ 新型NSX

対して新型NSXは日米合同、つまり「オールホンダでの物作り」で勝負しているのが最大の違いだろう。

2012年のデトロイトショーでデザインコンセプトが登場。

ホンダ・伊東考紳社長(当時)は「新型アキュラスーパーカーはアメリカのR&Dチームで開発され、オハイオ工場で生産します」と語り、日本のファンはガッカリしたようだが、実際は車体の開発とクルマ全体のマネージメントはアメリカ中心に、パワートレインやスポーツハイブリッドSH-AWDなどの複雑な駆動トルク関連の開発は日本中心で開発が進められている。

ちなみに、生産はオハイオ州にあるメアリズビル四輪車工場に隣接のNSX専用工場「PMC(パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター)」で行なわれる。

PMCのベースとなったのは、初代NSXの生産が行なわれていた日本の高根沢ファクトリー。つまり、アメリカの“匠”と“最新の生産技術”のハイブリッドである。

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最新の安全基準をクリアしながらも軽量化を実現

ホンダ 新型NSX

メカニズムは「V6-3.5L直噴ツインターボ」「9速DCT」「リアモーター」を縦置きに搭載。フロントには左右独立制御のモーターを搭載。ボディは複合素材ボディを採用している。

ちなみにオールアルミの初代NSXは車両重量が1300kg台だったが、新型NSXは1780kg。ただし、初代から2倍近い出力や3つのモーターとバッテリーの搭載、最新の安全基準をクリアさせながらのこの車両重量は、かなり凄い。

“走りの楽しさ”をアシストするデバイスも搭載

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フロントの左右独立モーターを活用する「スポーツハイブリッドSH-AWD」は、ATTSやSH-AWD(油圧式)で進化させてきたトルクベクタリングの最高陣だが、NSXに最適な制御を採用。

ミドシップスポーツは安定性のために弱アンダーステアが基本だが、前輪のトルクベクタリングでアンダーステアを抑制し、これまでにない安心化とオン・ザ・レール感覚なライントレース性を実現している。

ただ、開発責任者のテッド・クラウス氏は、「コーナリングをアシストするのではなく、“走りの楽しさ”をアシストするデバイス」と語っている。

スーパースポーツのハンドリング、その多くが車両重量と高出力を手なずけるために安定方向のセットアップになることが多いが、新型NSXはハイパフォーマンスと初代NSXのようなピュアでFunなコーナリングマシンを両立しているはずだ。

NSXのネーミングの意味は「New Sportscar Experience」、新型にも「新たな驚き」が盛り込まれているのである。

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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