ホンダ、2014年 SUPER GT 採用モデル『NSX CONCEPT-GT』を初公開
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2009年以来4年の時を経て、サーキットにNSXが還ってきた
8月16日、ホンダは、2014年の「SUPER GTシリーズ」 GT500クラスに参戦予定の『NSX CONCEPT-GT』を、「2013 AUTOBACS SUPER GT 第5戦」が開催された鈴鹿サーキットで初披露した。
2L直列4気筒直噴ターボ+レーシングハイブリッドシステム
2014年からSUPER GT GT500クラスに適用される新レギュレーションは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)レギュレーションとコラボレーションして作られた。この新レギュレーションは、DTMとの交流や均一化、コストダウンを意図して作られ、共通モノコックや共通部品を採用し、エンジンは2014年のスーパーフォーミュラと同じ新開発の2L直列4気筒ターボとなっている。
『NSX CONCEPT-GT』のパワープラントは、この新開発の2L直列4気筒ターボエンジンに、レーシングハイブリッドを組み合わせており、新たに燃料の流入制限を設けるレギュレーションの下、限られた燃料でよりハイレベルな燃焼効率や制御、高出力を実現していく。
ハンデ覚悟のMRレイアウト
スタイリングは、レーシングカーとして最大限に空力を追求。市販されるNSXとのイメージをあわせたスタイリングにこだわりデザインされている。フロントフェイス、ルーフのスラント形状など、ミッドシップならではのフォルムを作り出し、NSXらしさを追求。スポーツカーとしてのNSXと、レーシングカーとしての2つのイメージが一致することを最重要テーマに開発された。
さらに『NSX CONCEPT-GT』は、本来FR用に設計された共通モノコックの為、エンジン、ギアボックスをモノコック後部に配置し、モノコックが前に突き出ることが避けられず、重量配分もリアが大きくならざるを得ない状態となるが、バッテリーを始めとしたハイブリッドシステムなどの重量物の配置やマシンの全体パッケージングを適正化し、条件をクリアしている。
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