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試乗レポート 2016/8/31 10:35

[速攻試乗]「異次元の旋回力」スズカでホンダ 新型「NSX」に乗ってきた!(5/5)

関連: ホンダ NSX Text: 五味 康隆 Photo: 茂呂幸正・Honda
[速攻試乗]「異次元の旋回力」スズカでホンダ 新型「NSX」に乗ってきた!

腕に覚えのあるアナタのための「Track」(トラック)モード

[試乗]ホンダ 新型「NSX」[日本仕様] 鈴鹿サーキット 速攻インプレッション/五味康隆

走りで気になる要素はないのか?と聞かれると、まずハンドルからの手応えに人工感など癖があるのが気になる。特に前述したSH-AWDがフルに稼働し出した時など、手応えが変わる。そもそもその手応え変化を嫌がる方や、今までのハンドルを切って曲がる経験を超えるSH-AWDの不思議な旋回力に違和感を覚える方もいるだろう。そんな方のために、自身の腕で走りを楽しめるモードとしてトラックモードがあることを紹介しておこう。

このモードでは、SH-AWDは一切出しゃばらない。だからこそ、スポーツプラスでタイヤが鳴くようなペースで曲がれていた速度では、コーナーに進入できないし、挑戦すれば冷や汗をかくだけ。まさにフロントタイヤの駆動はフル加速を主体とした存在をドライバーに悟られない忍びのように働くだけ。だからこそハンドルからの手応えが安定するし、手応えがとても良かった初代NSX乗りの方なら、普段からトラックモードで走りたくなるはずだ。

ターボラグを感じさせず、高回転までスムーズかつ刺激的に加速

[試乗]ホンダ 新型「NSX」[日本仕様] 鈴鹿サーキット 速攻インプレッション/五味康隆

ちなみに初代NSX乗りの方は、それでもターボだろ・・・なんて思うだろう。

確かに盛り上がり感が凄まじい排気音に加えて、背中に伝わって来る適度な回転振動の増大も含めて気持ちを興奮させる刺激を持っていた初代NSXの“あの”感覚はない。

が、それでもレッドゾーンの7500回転付近まで淀まず吹け上がる刺激はスーパースポーツのレベルで十分魅力的。さらに、フル加速サポートだけでなく変速ショックを抑えるためと、ターボラグを無くし、電動だからこそ可能なアクセル操作に直結する駆動を生み出す、リアの「ダイレクトドライブモーター」の存在は、初代NSXにはない魅力を生み出している。

早く日本の公道へも連れ出してみたい!

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最後に、旋回している時の動きに、内輪足回りの伸び量が外輪の縮みよりも大きく、路面から車体が離れて腰高な動きを誘発する“伸びロール”の多さが気になるが、想像するにこの味付けは一般道での乗り心地を求めた副産物でもあるのだろう。いくらスーパースポーツモデルであっても、走るのは一般道が大半で、今回のサーキットのような走りなど希少。そう踏まえると、近々開催される一般道試乗での乗り味を総合的に踏まえて、2370万円の価値は判断できるとも言える。

個人的には、排気音や足回りの硬さなど、4つのモード選択だけでなく個別設定もできるようにしてもらいたいとか、すでに重いので、潔くもう少しバッテリーを多く積みPHV(プラグインハイブリッド)化して、一瞬だけでもエンジンの音がしない無音空間であの異次元の旋回力を体感できたら・・・など、初代NSXが登場した時のような、もっと飛び抜けた性能を欲しいと、パームスプリングスでの試乗を終えてから今まで思い続けていた。が、あのカッコ良さを前にすると、これで十分魅力的と思ってしまう一面もあり、まずは後日、日本の交通事情での乗り味を確認し、総合的に判断して消化したい。

[レポート:五味康隆/Photo:茂呂幸正・Honda]

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Honda NEW「NSX」 主要諸元

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全長x全幅x全高:4490x1940x1215mm/ホイールベース:2630mm/乗車定員:2名/車両重量:1780kg/エンジン種類:V型6気筒 ツインターボチャージャー付 DOHC 24V ガソリンエンジン/総排気量:3492cc/駆動方式:4WD(SPORT HYBRID SH-AWD)/[エンジン]最高出力:507ps(373kW)/6500-7500rpm/[エンジン]最大トルク:56.1kgf-m(550N・m)/2000-6000rpm/[ダイレクトドライブモーター(後)]電動機種類:交流同期電動機/[ダイレクトドライブモーター(後)]最高出力:48ps(35kW)/3000rpm/[ダイレクトドライブモーター(後)]最大トルク:15.1kgf-m(148N・m)/500-2000rpm/[ツインモーターユニット(前 ・左右)]電動機種類:交流同期電動機x2基/[ツインモーターユニット(前 ・左右)]最高出力:37ps(27kW)/4000rpm【x2基】/[ツインモーターユニット(前・左右)]最大トルク:7.4kgf-m(73kW)/0-2000rpm【x2基】/システム最高出力:581ps(427kW)/システム最大トルク:65.9kgf-m(646N・m)/トランスミッション:9速デュアルクラッチトランスミッション/燃料消費率:12.4km/L[JC08モード燃費]/サスペンション:(前)インホイール・ダブルウィッシュボーン・フロントサスペンション/(後)インホイール・マルチリンク・リアサスペンション/タイヤサイズ:(前)245/35ZR19 93Y/(後)305/30ZR20 103Y/製造元:ホンダ・オブ・アメリカ MFG.,INC.(製造国:アメリカ)/輸入販売元:本田技研工業株式会社/メーカー希望小売価格:23,700,000円[消費税込]

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筆者: 五味 康隆

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