【試乗】ホンダ NSX & シビック Type R「Modulo(モデューロ)」スポーツサス 試乗レポート/桂伸一(1/2)

  • 筆者: 桂 伸一
  • カメラマン:望月浩彦
【試乗】ホンダ NSX & シビック Type R「Modulo(モデューロ)」スポーツサス 試乗レポート/桂伸一
ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車 画像ギャラリーはこちら

ホンダには“Modulo(モデューロ)”がある!!

ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車

「ハウスチューナー」という呼び名を御存じだろうか。と、敢えて聞くと、読者の皆さんの頭の中は?マークが浮かぶかも知れない。

ではメルセデス・ベンツとAMG。BMWとMの関係。国産ならトヨタとTRD/モデリスタ/トムス、おっと最初にG'sか。日産はニスモにオーテック。遡ればマツダはマツダスピード。三菱はラリーアート・・というように、自動車メーカーには自社ブランドをより魅力的にカスタマイズさせる部門やメーカーが存在するが、それらメーカー直系を総称して「ハウスチューナー」、なのである。

ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車

で、ホンダは? というと、レースでは“無限”のイメージが強く、カスタムカーも用品も無限からジャンジャンリリースされている。しかしホンダのハウスチューナーという意味では、ホンダの純正パーツをリリースするホンダアクセスの「Modulo(モデューロ)」が“直系”になる。モデューロはサスペンションやエアロパーツまで幅広くカバーするブランドだが、ホンダ車党であれば耳に覚えがあっても、一般的な浸透度はまだまだ低い。

それは、他社のように新車発表から程なくしてカスタム仕様が大々的にリリースされることが少ないからかなのかもしれない(いや、実際には必ず新車のカタログの巻末に、エアロなど個々のModuloパーツはしっかり載ってはいるのだが)。新車攻勢がひととおり治まった頃合いで「個性を変えるために、こんなパーツを用意しています・・・」と控えめに発表する。

とは言え、本田技術研究所の同じ敷地内で、ホンダ車の酸いも甘いも知り尽くしている部門が、ある意味コストを掛けられる=売値価格の幅広いカスタムパーツに技術力を注入して開発が行われるとどうなるのか!? と言うのが、『ホンダには“モデューロ”がある!!』と宣言する今回の試乗会だ。筆者には、そう感じ取れたのだった。

ホンダが世界に問うた名スーパースポーツ、初代「NSX」をいつまでも維持していくために

ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車

ホンダが日本に、いや世界に問うたスーパースポーツカーの”1題” 「NSX」!!

次期モデルのウワサも聞こえ始めているが、初代を愛する根強いファンもまだ多い。初代NSXをこれからも維持・存続させるため、モデューロはあえて今、現代のタイヤ性能に見合うスポーツサスペンションとエアロパーツを投入した。

ホンダ NSX Type S[3.2リッター・6速MT] “Modulo”純正アクセサリー装着車

グリップの高いヨコハマ アドバン ネオバAD08Rに合わせて、5段階に調整可能なショックアブソーバーが、乗り味を重視したしなやかなサスペンションストロークを生む。公道ではソフトな1〜2段の設定で、路面に対する硬さ感はなく、小さな凹凸を包み込む感覚。比較的ロール量が大きく感じられるのはそのためか。しかし調整の番定を3〜5段に設定すれば、ハイスピードの峠からサーキット走行にも耐えうる引き締まった足回りが実現する。

旋回中のアクセルON〜OFFでオーバーステア傾向を示すのは5段で、これは腕達者のドライバーが納得の仕様。

5段階調整は1〜2段が同乗者向け(同乗者がいる場合)の設定。3〜5段がドライバーの好みで設定すれば良い。

[次ページへ続く]

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桂 伸一
筆者桂 伸一

1982年より雑誌「OPTION」誌編集部員からレーシングドライバーに転身!!92~93年はR32 GT-RでN1(現スーパー)耐久シリーズチャンピオン。近年はドイツ・ニュルブルクリンクで開催される24時間レースに、アストンマーティン・ワークスカーのドライバーとして参戦。2度の優勝を飾る。日本ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、日本カーオブザイヤー(COTY)選考委員、ワールドカーアワード(W-COTY)選考委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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