ホンダ ゼスト 新型車徹底解説(2/6)
- 筆者:
BOX型デザインながらスポーティさも兼ねそなえる
2420mmのロングホイールベースを採用するゼストは、前後の四隅にきっちりとタイヤを配置し、どっしりとした安定感のあるスタイルを実現している。ボンネットはしっかりとした水平基調に配置され、それと連続感のあるウエストラインを持つ。ウエストラインはセンターピラー部分で若干キックアップし、そこからまた水平にリヤエンドまで続き、安定感とともに、躍動感までが与えられている。
正面から見ると、サイドパネルがしっかりと立っていることが確認できる。ヘッドライトは左右いっぱいに配置、左右のヘッドライトは横バーのグリルで連結され、広がり感が持たされている。対象物が無ければミニバンと言ってもわからないほど、堂々としたスタイルだ。
リヤも同様にユーティリティの高さを感じさせるスタイリングだが、小さめのリヤコンビランプなどによってフロントほどの存在感はない。リヤハッチはバンパー直上のかなり低い位置から上開きする。FF車の場合、リヤハッチ開口地上高はわずか530mmだ。ドアは前後ともにヒンジ式、前後とも3段階にクリック位置を設け、狭い場所での乗り降りと大開口を両立している。
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