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どっちが買い!?徹底比較 2012/10/4 17:37

ホンダ N BOX+(プラス)vs フリードスパイク どっちが買い!?徹底比較(2/2)

ホンダ N BOX+(プラス)vs フリードスパイク どっちが買い!?徹底比較

【N BOX+(プラス) vs フリードスパイク シートアレンジ対決】使い勝手はN BOX+(プラス)、車中泊はフリードスパイクが有利

次はこの2車のキモとなるシートアレンジを比べたい。

ホンダ N BOX+(プラス)バイク積み込み時の画像

N BOX+(プラス)の使い勝手はとても多彩。荷室後端の床がスロープ状になるため、リアシートを畳むと自転車やバイクを積みやすい。

荷室の床を水平にしたい時は、冒頭で触れたマルチボードを装着。下側のスロープ状になった部分は、荷室床下のアンダーボックスとして使える。マルチボードは上下に付け替えることが可能。

下段に装着した時は荷室の上下寸法が十分に確保され、リヤシートを床面へ落とし込むように畳めば、前述のように1380mmの奥行を確保できる。一方、マルチボードを上段に装着すれば、荷室下側のアンダーボックスを大容量にできる。

さらにこの状態でリアシートを畳み、フロントシートのバックレストを後方に倒すと、フロントシートとマルチボードを装着した荷室の床面が同じ高さで繋がり、車内をベッドルームのようなフラットな空間に変更できる。1940mmの長さが確保されるので、大人が就寝することも可能だ。

ホンダ N BOX+(プラス)画像は「スロープモード」ホンダ N BOX+(プラス)画像は「上段モード」ホンダ N BOX+(プラス)画像は「下段モード」ホンダ N BOX+(プラス)画像は「フラットモード」ホンダ N BOX+(プラス)画像は「ベッドモード」
ホンダ N BOX+(プラス)カスタム モデューロ/画像はラゲッジを「ベッドモード(フルフラット)」にした状態

通常、軽自動車の短い全長ではリアシートを畳むだけでは就寝可能な広さは得られない。

そこでN BOX+(プラス)はフロントシートの部分まで使って真っ平らに仕上げ、スペースを広げたのだ。

車内で就寝するのは当然ながら駐車している時だから、運転席を確保できなくても問題はない。この時にはアンダーボックスも大容量になり、車内で就寝しながら、相応の荷物も収められる。

ホンダ フリードスパイク ラゲッジ

一方、フリードスパイクはリアシートを床面へ落とし込むように畳むだけで、前述のように最大値で2,015mmの荷室奥行を確保。

フロントシートを前寄りにスライドさせれば、後部の荷室のみで就寝することができる。さらに、専用のボードを装着するとデコボコがなくなり、真っ平らな空間になることもメリットだ。

また、フロントシートのバックレストをリクライニングさせ、リアシートと連結させて休憩を取ることも可能。このあたりはボディサイズに余裕のあるコンパクトカーの優位性だろう。

【N BOX+(プラス) vs フリードスパイク 居住性対決】フロントシートは変わらず、リアはフリードスパイクが広め

ホンダ N BOX+(プラス)フロントシートホンダ フリードスパイク フロントシートホンダ N BOX+(プラス)リアシートホンダ フリードスパイク リアシート

4名で乗車する時の居住性もチェックしておきたい。

フロントシートは、N BOX+(プラス)も座面のサイズは十分に確保されている。座った時の包まれ感はフリードスパイクが少し勝るが、両車で大きな差は付かない。

リアシートはフリードスパイクに余裕がある。N BOX+(プラス)は荷室を拡大するためにベースのN BOXよりもリアシートを240mm前寄りに設置し、大人4名が乗車した時の膝先空間は握りコブシ1つ半だ。

対するフリードスパイクは握りコブシ2つ半。フリードスパイクは座面の造りも柔軟だから、4名乗車時の居住性で差を付けている。

【N BOX+(プラス) vs フリードスパイク 動力性能対決】力不足なN BOX+(プラス)のNAモデル

ホンダ N BOX+(プラス)走行イメージ フロントホンダ フリードスパイク 走行イメージ フロントホンダ N BOX+(プラス)走行イメージ リアホンダ フリードスパイク 走行イメージ リア

動力性能や走行安定性も、当然ながらコンパクトカーのフリードスパイクが有利。軽自動車であるN BOX+(プラス)のエンジンは660ccで、車両重量は1,000kgに達するので(G・Lパッケージ)、パワーに余裕が無い。

1.5リッターのフリードスパイクと比較して、N BOX+(プラス)の車両重量は77%だが、エンジンの排気量はわずか44%。力不足になって当然だろう。

それでもN BOX+(プラス)のターボモデルになると、動力性能は1.2リッター並みに向上。パワフルとはいえないが、力不足はかなり解消される。

【N BOX+(プラス) vs フリードスパイク 価格対決】やはり軽という面でN BOX+(プラス)の方が買い得に

ホンダ フリードスパイク イメージ

価格設定はどうか。

N BOX+(プラス)の売れ筋のグレードは、標準ボディにノーマルエンジンを搭載する146万円の「G・Lパッケージ」。

フリードスパイクはハイブリッドも人気だが、ここでは分かりやすく比較するために、ノーマルエンジンを積んだ185万円の「Gジャストセレクション」を取り上げる。価格差は39万円だ。

横滑り防止装置、左側スライドドアの電動機能、フルオートエアコンなどは両車とも標準装着。N BOX+(プラス)にはスマートキーとアイドリングストップなどが備わり、フリードスパイクは荷室にビルトインテーブル、スポットライトなどが付く。この装備レベルも等しい。

となれば、約40万円の差額で「軽自動車を選ぶか」「コンパクトカーにするか」という選択になる。

客観的に考えるとN BOX+(プラス)の方が買い得だ。今やフィットとワゴンRの関係のように、軽自動車とコンパクトカーの価格は重複するレベルになっている。

それなのに、N BOX+(プラス)とフリードスパイクでは、機能と装備は同等ながら、約40万円の開きがあるからだ。

また、N BOX+(プラス)にはアイドリングストップが装着され、ノーマルエンジン仕様ならJC08モード燃費が「21.2km/L」。対するフリードスパイクは「16.6km/L」と、燃費もN BOX+(プラス)が上回る。N BOX+(プラス)は軽自動車だから、購入後の税額も安い。

【N BOX+(プラス) vs フリードスパイク 総合評価】

以上のように買い得なのはN BOX+(プラス)だが、動力性能に大きな差が付くので、ユーザーの使い方や走行条件によっても選択の仕方が変わる。登坂路の多い地域に住んでいたり、高速道路を使った長距離移動の機会が多いなら、N BOX+(プラス)のターボモデルやフリードスパイクを選ぶべきだが、ターボモデルはエコカー減税の恩恵を受けることが出来ないので注意が必要だ。

また、車内の宿泊を頻繁に楽しむにも、リクライニングさせたシートとマルチボードを併用するN BOX+(プラス)ではなく、広くフラットな荷室で就寝できるフリードスパイクの方が快適だ。

使い方によっては、フリードスパイクにも選ぶ価値は十分にあるだろう。

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