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イベントレポート 2014/4/7 12:25

[イラストレーター遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]富士サンロクミーティング2014 見学記

関連: ホンダ N-ONE , ダイハツ ハイゼットトラック Text: 遠藤 イヅル Photo: 遠藤イヅル イラスト:遠藤イヅル
[イラストレーター遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]富士サンロクミーティング2014 見学記

360cc軽カーの祭典『富士サンロク(FUJI36)ミーティング2014』

こんにちは! イラストレーターの遠藤イヅルです。大好評をいただいております 「イラストレーター遠藤イヅルの”マルエン”レポート」。話題のニューモデルからマニアックな旧車に至るまで、街中で行われる様々なイベントの模様をイラストでご紹介しています。

2014年の第二回目は、「ホンダ・ライフ・ステップバン」のクラブ、「LOVESTEP!」が主催する、360ccカーの祭典『富士サンロク(FUJI36)ミーティング2014』の模様をお送りいたします!360cc規格の軽自動車だけが参加できるというこのミーティングで、「これは!」と思ったクルマをいつものように独断と偏見でご紹介していきます。

ご存知かとは想いますが・・・ホンダ「N-ONE」のオリジナルはコレなんです

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記 ホンダ N360(N II) ツーリング[1969]

軽自動車初のSOHCエンジンを採用したホンダ「N360」。奇しくも初代ミニ(BMC・ADO15)と似たようなスタイルになったのは、同じように前輪駆動車だから。でも大きく異なるのは、さすがホンダ、このクルマのエンジンは基本的にバイクの技術を用いて開発されていることです。

N360は広い室内と当時としては卓越した31PSの高出力で人気を白博し、ホンダの軽4輪市場での地位を確かなものとしました。1968年にはツインキャブ36PSエンジンで武装した「T」を追加。その翌年Nシリーズがマイナーチェンジをした際には「ツーリング」という名前に変更されています。ブラックアウトしたグリルが特徴でした。

全国津々浦々で黙々と活躍する軽トラックの王道

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記 ダイハツハイゼットトラック(巨泉ハイゼット)[1970]

現在でもダイハツの軽貨物車として重要なハイゼット。歴史は大変古く、1968年登場のこのモデルでさえすでに3代目にあたります。角目が特徴のフェローのイメージを引き継いだ四角いヘッドライトで、かなりモダンなスタイルですが、登場時はドアが後ろヒンジ/前開きのいわゆる「スーサイドドア」でした。ですが翌年にはさすがにそれでは古かったためか通常の前ヒンジドアに直されることになります。エンジンは水冷直2、2ストロークでした。

コーラのビンみたいなボディライン

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記 スズキ フロンテ S360[1969]

スズライトから始まったスズキの軽乗用車は、商用版での荷室の広さを確保するために当時としては珍しい前輪駆動方式を採用していたのですが、1967年に登場のこの「フロンテ」でリアエンジンの後輪駆動方式に変換されました。これは当時ではリアエンジンは「車内を広くする方法」として一般的な方法。

コークボトルラインと呼ばれた丸っこい車体に25PSのパワーで発売後売り上げは好調に推移しましたが既に始まっていた軽メーカー間での馬力競争を受け、フロンテにもSSという高性能版(36PS!)が追加されることになりました。その「SS」のスポーティな装いでエンジンがノーマルの25PS版が「S」でした。

小さいボディにマツダらしい独創性が満載!

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記 マツダ キャロル[1967-1970]

マツダはR360クーペで軽4輪車市場に参入しましたが、この「キャロル」でさらにその足がかりを掴むことになります。クリフカットボディで大人4人をしっかり乗せることが出来るボディにはなんとオールアルミ製でしかも4気筒という精緻な「白い」エンジンをリアに搭載していました。

途中1967年にフロントとリアの変更、エンジンはパワーと実用トルクのアップを行っていますが、それ以外は大きな変更も無く1970年まで製造されました。絵のモデルは「デラックス」になります。

スバルの軽といえば「サンバー」なんです(ババーン!)

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記 スバル サンバー ライトバン[1970-1972]

現在ではスバル製ではなくなってしまいましたが、同社を代表する軽4輪車といえばサンバーです。最後の自社生産モデルまでリアエンジンを貫きました。

この2代目サンバーも水冷直2・2ストロークではありますがもちろんリアエンジン。顎が出たような独特なスタイルの初代から一転、スタイルはシンプルになりました。1970年にはマイナーチェンジを行い前ドアのスーサイドドアを廃止、エンジンをR2のリードバルブ付きのタイプに変更し、通称「ババーンサンバー」へと進化しています。

この愛らしい顔・顔・顔! 軽自動車メーカーが情熱的に個性を競い合っていたあの頃

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記
[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記

美しく雪を戴いた富士山の麓、空気も冷涼な朝霧高原に集まった愛らしい360ccの軽自動車たち。各メーカーごとに様々な方法で、限られた寸法と排気量の中でよい製品を作ろうと模索しているその違いがよくわかり、とても面白かったです。いまの軽自動車につながる思想や技術の源流を見ることも出来たと思います。

クルマに詳しくない方も、とにかく「どうしたらこういうデザインになるんだろう」って思わず微笑んでしまうようなかわいいクルマばかりですので、また来年も「サンロクミーティング」開催の際にはぜひ足を運んでみてくださいね。

[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記[遠藤イヅルの”マルエン”レポート Vol.9]「富士サンロクミーティング2014」見学記

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