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新型車解説 2016/12/16 20:06

車中泊に快適な軽自動車こそ、ホンダN-BOX+!【初心者向け解説】

N-BOXってどんなクルマ?

N-BOXは、“NEW NEXT NIPPON NORIMONO”というフレーズで知られるホンダの軽自動車、Nシリーズの第1弾として2011年12月に発売された軽トールワゴンです。

Nシリーズは、N-BOX発売後、第2弾N-BOX+、第3弾N-ONE、第4弾N-WGN、第5弾N-BOX SLASHといった順番でラインナップを拡充し、2015年2月にはNシリーズの国内累計販売台数が100万台を突破しました。さらにN-BOXシリーズ(N-BOX、N-BOX+、N-BOX SLASH)は、2015年、2016年上半期の軽自動車販売台数でNo.1となり、発売から5年経った今でも好調な売れ行きを保っています。

その人気の理由は、室内空間の広さです。

N-BOXの室内は、室内長2,180mm、室内幅1,350mm、室内高1,400mmと広々とした空間が設けられています。これを可能にしたのが“センタータンクレイアウト”(特許技術)の採用です。一般的に、燃料タンクは後部座席の下や後部座席の後ろに配置されることが多いですが、センタータンクレイアウトを採用しているクルマは、燃料タンクが助手席の真下に配置されています。これにより、今まで燃料タンクが配置されていた空間を、より効率的に使うことができ、室内空間の拡大を実現することが可能となりました。この技術の採用によって、N-BOXの室内空間もゆとりあるものとなっています。N-BOXの前席と後席の間の空間は非常に広く、後席で成人男性が足を組んでも前席との間にはまだ余裕があるため、大人でも十分にくつろぐことが可能。また、室内高1,400mmという高さは、子供が立って着替えができるくらいの数値であり、子供を持つファミリー層から高く評価されています。

N-BOX+とは

N-BOX+は、ホンダの軽自動車Nシリーズで、第1弾のN-BOXに続く第2弾として発表されたモデルです。N-BOXとN-BOX+を並べてみると、エクステリアではほとんど違いがありません。

では、N-BOX+とN-BOXにはどのような違いがあるのでしょうか。その答えは室内空間にあります。車体の寸法はN-BOX、N-BOX+共に変わらないものの(全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,780mm)、客室内寸法およびバックドア開口部に違いが見られます。客室内寸法については、N-BOXが室内長2,180mm、室内幅1,350mm、室内高1,400mmであるのに対し、N-BOX+は室内長1,885mm、室内幅1,350mm、室内高1,400mmであり、N-BOX+の方が295mm多く荷室のスペースに充てていることがわかります。その分、前席と後席の間のスペースが295mm少なくなりますが、それでも後席は大人が座っても十分なスペースが確保されています。また、バックドアについては、N-BOXが開口高1,200mm、開口幅1,055mm、開口部地上高480mmであるのに対し、N-BOX+は開口高1,350mm、開口幅1,055mm、開口部地上高330mmとなっています。

これらの違いが室内空間にもたらしている違いは何でしょうか。

N-BOX+の特徴としてまず挙げられるのが荷室の使い易さです。N-BOX+の荷室の床は、バックドア開口部に向けて斜めに下がっているため、開口部地上高がN-BOXに比べて150mm低く、自転車などの積み下ろし等がしやすくなっています。そこに、オプション設定されているアルミスロープを組み合わせることで、荷室と地面をつなげることが可能となります。これにより、自転車はもちろん、重たいバイクなどでも簡単に積み下ろしをすることが可能です。さらに、“車いす仕様車キット”というオプションが設定されており、福祉車両として使用することも可能です。

もう一つN-BOX+の特徴として挙げられるのは、空間を多彩にアレンジすることができる点です。それを可能にするのが、N-BOX+に装備されているマルチボード(小)、マルチボード(大)、エンドボード。これらのボードを使うことで、N-BOX+が持つ室内空間を、様々なカタチで、最大限に活用することができます。例えば、大人4人が乗車する場合、荷室に標準装備されているマルチボード(大)を使い、荷室を上下に区切ることで、荷室を有効に活用することができます。その際、マルチボード(小)は、後席と荷室の隔壁となりますが、このマルチボード(小)には、角パイプが内蔵されているため、急ブレーキ時などに荷物が後席に与える可能性のある衝撃を軽減させる役割を持っています。マルチボード(小)は、空間をアレンジするためだけでなく、安全性にも寄与しているのです。この他にも、長さ1,380mmのフラットな荷室を確保することや、前席から荷室までをフルフラットな空間にすることも可能です。

以上のことから、N-BOX+は、N-BOXが持つ広々とした室内空間を、居住性だけでなく、様々な用途に合わせて、効率的に活用することができるよう、工夫されたクルマであり、N-BOXとのスペック差はその部分に現れているといえるでしょう。

▽N-BOX+・N-BOX 後部座席の違い

▽N-BOX+・N-BOX 開口部の違い

車中泊に快適なのは、フルフラットになるN-BOX+!

近年、自動車専門雑誌はもちろん、ファッション雑誌等においても、車中泊が取り上げられることが多くなるなど、その注目度は徐々に高まっています。そもそも、車中泊とはどのようなことを指すのでしょうか。

車中泊という言葉に明確な定義がある訳ではありませんが、文字どおり、“車の中に泊まること”と考えるのが一番わかりやすいでしょう。ただし、車の中に泊まるといっても、その目的は人によって様々です。 では、なぜ車中泊が注目されているのでしょうか。また、車中泊にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

まずは、旅費を節約することができるという点です。言うまでもなく、車中泊の宿泊料金は“無料”です。旅行先で、リゾートホテルや旅館に宿泊すれば一万円以上、一般的なビジネスホテルでも7,000~8,000円はかかってしまいますが、車中泊をすれば、この金額が0円になり、旅費を大幅に節約することが可能になるのです。さらに、様々な場面で融通が利くというメリットもあります。車中泊は駐車場さえあれば、どこにでも泊まることができます。さらに、チェックイン、チェックアウト、朝食等の時間に縛られることもありません。

つまり、何も気を遣うことなく、自由気ままな旅をすることができるのです。 このように、安くて手軽にできるというメリットが、車中泊の人気につながっているのではないでしょうか。

今回紹介してきたN-BOX+も、車中泊することができるクルマの代表です。N-BOX+には、ベッドモードという室内空間のアレンジ方法があり、標準装備されているマルチボードを用いると、身長190cmの大人でも足をのばして寝そべることができる、フルフラットな空間をつくることが可能です。N-BOX+専用のシートは、寝転んだ際にベッドのようなフラット感が得られるように設計されており、その上に市販のマットレスを敷くことで、より快適な睡眠空間をも作り出すことができます。

また、N-BOX+のオプションには、インテリアソフトシェルフ、プライバシーシェード、リアカーテンがセットになった“お泊りパッケージ”が設定されています。プライバシーシェードとリアカーテンは車外からの視線をシャットアウトできるため、安心して車中泊を楽しむために、非常に重要なアイテムです。

▽N-BOX+ プライバシーシェード

▽N-BOX+ リアカーテン

N-BOX+の車中泊をさらに快適にするアイテムをご紹介

N-BOX+では、シートやマルチボードを使い室内をフルフラットにし、市販のマットレス、オプションのお泊りパッケージを組み合わせることで、車中泊に最低限必要な準備を整えることができることはすでに紹介しました。その上で、車中泊をさらに快適にすることができるアイテムをいくつか紹介します。

(1)寝袋・シュラフ

布団を持ち運ぶのは大変、かといって冬場の車内は寒く、満足に寝ることができないことがあります。そんな時に役立つのが、寝袋(シュラフ)です。コンパクトに収納できるため、布団のように場所をとることはありません。さらに、身体を入れればそれだけで十分暖かい上、マットレスの上に広げれば布団代わりにもなるため、非常に便利です。寝袋には、最低使用温度等によって種類が分かれているため、購入するときは自身の使い方に合ったものを選ぶようにしましょう。

(2)LEDランタン

車内で着替えをしたり、夜中に車外に出たりしなければならない事があった場合、どうしても明かりが必要になります。車内にいる場合は、車内灯で対応できるかもしれませんが、うっかり消し忘れてしまうと、クルマのバッテリーがあがってしまうかもしれません。無論、車外に出る際には明かりが必要になります。携帯やスマートフォンについているライトでも足りるかもしれませんが、車中泊では、携帯やスマートフォンの電池はなるべく使わずにとっておきたいものです。そこで、持ち運びができるランタンがあると便利です。最近では、コンパクトであるにも関わらず、非常に強い明るさを持ったランタンも発売されています。値段も安く、1,000円程度で購入することができるため、最低でも1つは準備しておきたいアイテムです。

(3)防犯グッズ

車中泊ができる場所は駐車場等、誰もが入ることのできる場所であることが多いですが、周りにいる人全てが、同じように車中泊をする人とは限りません。不審な人物が車内をのぞいたり、盗難に巻き込まれたりすることがあるかもしれません。そのためにも、のぞき防止のカーテンやプライバシーシェード、大きな音を出せる防犯ブザーや笛などの防犯グッズを用意しておいた方が良いでしょう。もちろん、防犯については自身の心掛けが一番重要ですが、これらのグッズを準備しておくことで、安心して車中泊を楽しむことができます。

紹介したもの以外にも車中泊を快適にするアイテムが続々と発売されています。自分の車中泊スタイルに合ったアイテムを少しずつ集めていくこともまた車中泊の楽しみかもしれません。

[Text:カーソムリエ/Edit:オートックワン編集部]

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