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試乗レポート 2015/3/10 18:40

ホンダ 新型レジェンド 試乗レポート/今井優杏(3/5)

関連: ホンダ レジェンド Text: 今井 優杏 Photo: 茂呂幸正
ホンダ 新型レジェンド 試乗レポート/今井優杏

SPORT HYBRID SH-AWDの本当の意味を知る

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アクセルに足を乗せれば、水を切り拓くかのような鋭い加速が始まった。モーター特有の颯とした押し出しは圧倒的で、踏んですぐにSPORT HYBRID SH-AWDの本当の意味を知った。マジでこれ、メチャ速い!体感で言えばほんの2ミリ程度の踏力で、どんだけ進むねんというくらいトルクが滔々と沸いてくる。

反して、静粛性は如何なるエリアでも保持されたままだ。一般道から高速道路にかけては、モーター走行からエンジン走行に切り替わったとしても静寂は破られることはない。もちろん静粛性にはあらゆる方向から――たとえばタイヤやエンジンマウント、それからエンジンノイズと反対方向の周波数をスピーカーから出してノイズを相殺する方法など――アプローチされている。

搭載されたV6 3.5リッターNAエンジンは、走行状況によって片側3気筒を休止させる可変シリンダーシステムを備えている。そのV6から簡易直3へ移行、逆に3気筒からV6への回復など、その継ぎ目に関して一切のインフォメーションがない。気付けないのだ。

気付けないといえばそう、先述のトルクベクタリングも相当にさりげない。ステアリングに軽く舵をかけるだけでスーっとコーナーの先に鼻先が向くような、そんなイメージだ。

有り余るトルクに対してハンドリングになめらかであることの工夫がなされているから、パワーを受け止めてなお操作はどこまでも快適に仕上がっている。

Honda SENSINGの恩恵、ヘッドアップディスプレイの画面の美しさ

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ロングドライブのさなか、恩恵を感じられたのはHonda SENSING(ホンダ・センシング)と名付けられた先進安全技術。これは後発だけあって、先行する各メーカーの技術をよく研究し、いいトコ取りの熟考された構成になっているのに感動した。

全車速対応・追従型のACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)はミリ波レーダーと単眼カメラで前車との車間距離を保ち速度をセンシングするほか、作動範囲を時速0km/hにまで拡大しているし、また、この単眼カメラの精度が素晴らしく、前方の標識を認識し、センターメーター内やフロントウインドウに投影されるヘッドアップディスプレイに表示させるのも素晴らしい。それから、先行車が発進したときにピッとアラームで知らせてくれるモードは、今回のような知らない道で迷いつつも信号待ちしているときなんか、非常にありがたいものだ。

さらに驚いたのはヘッドアップディスプレイの画面の美しさである。フロントガラスにはエネルギーフロー図と標識、そして速度計が投影されるのだが、複雑な3モーター式ハイブリッドの走行状態を、直射日光がバンバンに入るような状況でもしっかりと鮮明なカラー映像で表示し続ける。欲を言えばこのエネルギーフロー図よりも安全に関わる標識の表示を大きくしてもらえたほうが、長年このクルマと過ごすユーザーには親切だと思うのだが(多分エネルギーフロー図を意図的に観察するのは、長くて最初の一年だけだと思う)、この美しさは評価に値する。

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