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試乗レポート 2015/3/10 18:40

ホンダ 新型レジェンド 試乗レポート/今井優杏(2/5)

関連: ホンダ レジェンド Text: 今井 優杏 Photo: 茂呂幸正
ホンダ 新型レジェンド 試乗レポート/今井優杏

SPORT HYBRID SH-AWDの着地点は「運動性能」

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そう、今回のキモとなるのは代を増すごとにイカツくなるギランギランのルックスでも、質感を高められた内装でもなく、なにをおいても3モーター式のハイブリッドなんである。

SPORT HYBRID SH-AWD(スポーツハイブリッド・エスエイチ・エーダブリューディー)の開発の着地点は、そう、運動性能なのだ。3つもモーター積んでるのになんで16.8km/L(JC08モード)やねんな、という疑問の答えもそこにある。

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名の通り前輪をV6 3.5リッター直噴エンジンで、そして後輪をモーターで駆動する四輪駆動。車両前部にはエンジンと高出力のモーターを内蔵した7速DCTが、後部には最高出力27kWのモーターをそれぞれ左右に配したツインモーターユニットTMUが搭載されている。

TMUが左右に配されていることによって、駆動力だけでなく減速力までもを左右各輪で制御することが出来るために、左右輪のトルクを自在にコントロールすることが可能。いわゆるトルクベクタリングというやつである。それをモーターから発せられる電気的な信号でもって、エンジントルクや前輪の駆動力に頼らず行えるのだから、つまりコーナリングの最中なんかでアクセルを踏んでいないときでさえ、文字通り電光石火のスピードで挙動を操られるのだ。

もちろん3つもモーターを搭載しているんだから、エネルギー回生のほうもウハウハ状態だ。減速時はこれら3つのモーターすべてをジェネレーターとしてガッポガッポと減速エネルギーを回生していく。プリウス乗りならわかると思うが、減速時に回生量を最大にしようと思ったらエンジンブレーキでタラタラ止まるんではなくブレーキペダルをぎゅっと踏んだほうがいい、なんて裏ワザも存在するのだが、この四輪回生システムは電動サーボブレーキシステムを採用していて、ドライバーは苦労せずとも回生量を最大化してくれるのも親切だ。そしてその回収しまくった電力は、走行のために惜しげもなく配分される。

雑音を打ち消された静寂の空間から、ドライブは始まる

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今回用意された試乗コースは、まだ冬の面影残る北九州空港から関門海峡を渡り、山口県の景勝地・秋吉台で絶景のワインディングを楽しむルート。復路は門司港をゴールとする、合計150㎞ほどの設定だ。

ドアを閉めた瞬間から、その複雑なシステムを堅牢に守るボディにも、やはり相当な補強がなされて剛性強化をされているのに気付く。ボン、と低い音を立てて外界と遮断されたその先には、密閉された、気密性の高いパーソナルスペースが現れるのだ。ふっと雑音を打ち消された静寂の空間から、ドライブは始まる。

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