軽に「クーペスタイル」採用、豪華音響システムに世界初の装備も「ホンダ N-BOXスラッシュ」

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軽に「クーペスタイル」採用、豪華音響システムに世界初の装備も「ホンダ N-BOXスラッシュ」
ホンダ N-BOXスラッシュ 発表会にて N-BOXスラッシュの開発経緯について語る(左)パパイヤ鈴木氏と(右)浅木泰昭氏 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 開発責任者(LPL)の浅木泰昭氏 N-ONEオーナーズカップにも出場するパパイヤ鈴木氏 N-BOXスラッシュとパパイヤ鈴木氏 N-BOXスラッシュとパパイヤ鈴木氏 N-BOXスラッシュとパパイヤ鈴木氏 ホンダ N-BOXスラッシュ 発表会にて ホンダ N-BOXスラッシュ 発表会にて ホンダ N-BOXスラッシュ(ボディカラー:2トーンカラースタイル プレミアムホワイトパールII&レッド)/フロントエクステリア ホンダ N-BOXスラッシュ(ボディカラー:2トーンカラースタイル プレミアムホワイトパールII&レッド)/リアエクステリア 画像ギャラリーはこちら

2011年のN-BOX発売から3年、好調なNシリーズに新たな個性派が登場!

2011年に発売された「ホンダ N-BOX」以降、N360をモチーフにした「N-ONE」やトールワゴンの「N-WGN」、N-BOXの荷室の使い勝手を高めた「N-BOX+(プラス)」と、ホンダはこれまでに4車種の「Nシリーズ」を発売し、累計販売台数は早くも100万台を超える見通しとなっている。

そんなホンダの人気軽自動車の第5弾となる、新たなNシリーズが12月22日に発表された。それが「N-BOX スラッシュ」だ。

クーペ風のN-BOX!?アメリカンスタイルをエクステリア・インテリアに取り入れる

ホンダ N-BOXスラッシュ(ボディカラー:2トーンカラースタイル プレミアムホワイトパールII&レッド)/フロントエクステリア
ホンダ N-BOXスラッシュ(ボディカラー:2トーンカラースタイル プレミアムホワイトパールII&レッド)/リアエクステリア

N-BOX スラッシュは、N-BOXのルーフを100mm低くしたモデルで、サイドのルーフラインを絞りながら、ウィンドウラインをせり上げることで、BOXカーでありながらスタイリッシュな「クーペスタイル」に仕立て上げられている。

また、N-BOXスラッシュのボディカラーは全18色(2トーン含む)とN-BOXとほぼ同じ色数ながら、インテリアカラーにもこだわりをもっているところがN-BOXと異なる。

ホットロッドと呼ばれるカスタムカーをイメージしたブラック基調の「ストリートロッド スタイル」、1950~60年代のアメリカ雑貨や家電をイメージした「ブライトロッド スタイル」、カリフォルニアのダイナーレストランの雰囲気を再現した「ダイナー スタイル」、ハワイの海や空など海岸線をドライブするような爽やかなカラーリングの「グライド スタイル」、ジャズやブルースなど古いライブハウスの雰囲気を取り入れた「セッション スタイル」と、5つの魅力的なテーマを持つインテリアが用意されている。

N-BOXスラッシュの車名「スラッシュ」は、車高を低く見せるためにピラーを削ぎ取ってルーフを溶接する、アメリカで人気のカスタム手法“チョップドルーフ”から来ており、N-BOXスラッシュはエクステリアやインテリアにアメリカンテイストをふんだんに取り入れたモデルといえる。

ホンダ N-BOXスラッシュ 無限仕様 -Aerodynamics for MUSCLE STYLE-ホンダ N-BOXスラッシュ/インテリア「ダイナースタイル」ホンダ N-BOXスラッシュ/インテリア「ダイナースタイル」ホンダ N-BOXスラッシュ/インテリア「ダイナースタイル」ホンダ N-BOXスラッシュ/インテリア「ダイナースタイル」
ホンダ N-BOXスラッシュ「セッションスタイル」/フロントエクステリアホンダ N-BOXスラッシュ「セッションスタイル」/インパネホンダ N-BOXスラッシュ「セッションスタイル」/フロントシートホンダ N-BOXスラッシュ「セッションスタイル」/リアシートホンダ N-BOXスラッシュ「セッションスタイル」/運転席側ドア
ホンダ N-BOXスラッシュ「グランドスタイル」/フロントエクステリアホンダ N-BOXスラッシュ「グランドスタイル」/インパネホンダ N-BOXスラッシュ「グランドスタイル」/フロントシートホンダ N-BOXスラッシュ「グランドスタイル」/リアシートホンダ N-BOXスラッシュ「グランドスタイル」/運転席側ドア

今年、N-ONEでレースに初挑戦するパパイヤ鈴木さんがN-BOXスラッシュナビゲーターとして登場

N-ONEオーナーズカップにも出場するパパイヤ鈴木氏

発表会には、株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 開発責任者(LPL)の「浅木泰昭」氏と、振付師でダンサーでもある「パパイヤ鈴木」さんが登場。

パパイヤ鈴木さんはホンダの企画の一環として今年、国内A級ライセンスを取得。N-ONEオーナーズカップでレースにも挑戦しており今回、N-BOXスラッシュのナビゲーターとして登場、浅木氏とのトークセッションを繰り広げた。

N-BOXスラッシュの開発経緯について語る(左)パパイヤ鈴木氏と(右)浅木泰昭氏

まず、そもそもN-BOXスラッシュはいったい、どのような経緯で生まれたのだろうか。

浅木氏によると、ホンダでは前述の通り4車種のNシリーズを発売。第5弾についてはこれまでと異なる新しい価値を持ったNシリーズを模索していたところ、デザイン室で遊びと思われる1枚のスケッチを発見。デザイナーが盛り上がってモックアップモデルまで制作し、そのモックアップが社内の女性からの支持を受けていた。これを量産できれば、Nシリーズの新しい世界が広がるのではないか、そんな思いから開発チームが発足されたという。

また、浅木氏はN-BOXスラッシュの特徴として、世界観を表現した前述の「インテリアカラーパッケージ」を挙げた。 N-BOXスラッシュのインテリアカラーパッケージは1950~60年代のアメリカをイメージしているのだが、沖縄に住んでいるパパイヤ鈴木氏は「沖縄で(N-BOXスラッシュを)乗っていたら、相当格好いいなって思います」と語る。

N-BOXスラッシュとパパイヤ鈴木氏

そしてエクステリアの話に入ると、パパイヤ鈴木さんは「ホイールが可愛くて。純正のクルマって、ホイールがイマイチだったりするんですけど、N-BOXスラッシュはお洒落でカッコいいですよね」とN-BOXスラッシュのホイールが相当にお気に入りであることを話した。

軽自動車に8つのスピーカーとサブウーファーまで装備

ホンダ N-BOXスラッシュ 発表会にて
N-BOXスラッシュとパパイヤ鈴木氏ホンダ N-BOXスラッシュ 発表会にて

さらに、N-BOXスラッシュの「X」「Xターボパッケージ」には「サウンドマッピングシステム」と呼ばれる、8つのスピーカーに加えて17cmのサブウーファーと軽自動車ながら豪華な音響システムを備えたグレードが標準で用意されていることも特徴的だ。

浅木氏によると最もこだわったのがウーファーで、軽ではスペース上の制約から動かせる空気の量が少ないために当初「重低音は出せない」と言われたという。だが、FOSTEXという音響メーカーが「バックロードホーン」と呼ばれる室内の隙間空間を利用して小さなユニットで重低音を出すことの出来るシステムを提案頂いたことにより、サブウーファーを搭載して臨場感溢れる重低音を再現することが出来たという。

実際にサウンドマッピングシステム搭載のN-BOXスラッシュで音を聞いたパパイヤ鈴木氏は「迫力が凄い!クラブみたいですね!」と言い、浅木氏も「重低音って指向性が無いと聞いていたんですけど、耳より前から出ると迫力が全然違う。これは凄いな!って」とその重低音の良さに高評価だった。

そして、そのこだわりはウーファーだけにとどまらず「ピュアサウンドブース」と呼ばれるデッドニングキットも発売するという。浅木氏は「N-BOXスラッシュをオーディオルームとして完成させるために、このデッドニングキットをぜひ入れて欲しい」と語る。

そのほかにも、世界初となるドラムブレーキに電子制御のボタン式パーキングブレーキ採用や、軽自動車に慣れたユーザー向けにステアリングのアシスト量をアップさせる電動パワーステアリング切り替えスイッチ、さらにはX・ターボグレードにはシートヒーターに加えてステアリングヒーターも装備。

もはや軽自動車とは思えないほどの豪華な音響装備やアメリカンテイスト満載のインテリアなどは、一度でもカスタムカーに憧れた経験のある方なら魅力的に映るはず。気になった方はぜひ、お近くのホンダディーラーにて目と耳でその良さを体感して欲しい。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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