ホンダ ステップワゴン 新車発表会速報
- 筆者:
「3代目はFUN-derful Mover(ファンダフル・ムーバー)」
ホンダの人気ミニバン・ステップワゴンがフルモデルチェンジした。FUN-derful Mover(ファンダフル・ムーバー)という「使って、過ごして、走って楽しい」をコンセプトに、乗る人すべてがクルマに対する楽しさを覚えるような新型ステップワゴンである。
低床/低重心パッケージのステップワゴン。ステップ高はFF車で390mmで、室内高は1350mm、そしてフラットフロア。車内での移動や乗降が容易に出来るようになっている。左右のリアドアやテールゲートは電動式で、開閉スピードをコントロールする機能や、クローズ専用のボタンなど、使用者の側に立った機能がついている。
インパネで最初に目に付くのは、インストルメントパネル上に横長に展開されるデジタルワイドメーター。ドライビングに必要な様々な情報をデジタル表示する新開発メーターで、走行中のドライバーの視線移動を極力狭めただけでなく、見晴らしが良くなっている。さらに、ピラーを細くし、サイドミラーを後方にレイアウトした点など、車外への視界の良さを考慮した設計が随所になされている。
そして、ミニバンといえばシートアレンジ。
3列目シート格納方法は、分割のはねあげ式で、収納時にはちょうどくぼみに収まり、荷室幅を損なわない設計となっている。
2列目は6:4分割のタンブルシートで、レバーもしくはストラップを引くだけで、シートバックが倒れて跳ね上がる、片手操作可能な設計。また、座面だけをはねあげることも出来るので、前後スライド幅が広がるうえに回転もするので、3列目と対峙することも出来る。
エンジンは、2.0L DOHC i-VTECエンジンと、2.4L DOHC i-VTECエンジンの2種類。ミッションは、4速AT、5速AT、CVT+7スピードモードがある。また、スイッチで低燃費走行をするECONモードが標準装備となっている。
ステップワゴンといえば楽しそうな明るいイメージが定着しているが、そのイメージを持ったまま、性能を良くして生まれ変わった、新型ステップワゴンである。
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