ホンダ インスパイア 新車発表会速報

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“知力とダイナミズム”の融合セダン誕生

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ホンダは、19日、フルモデルチェンジした上級セダン“新型インスパイア”を発表した。5代目となる新型インスパイアは、これまで受け継いできた上級セダンとしての、スポーティな走りと上質さを一層高め、“走る、曲がる、止まる”といった、セダンの持つ基本性能を大幅に進化させた。また“デザイン、空間、走り”の機能全てにおいて、ダイナミズムとインテリジェンスの両立を目指して開発された。

国内初投入となる、新開発の「V6 3.5L i-VTECエンジン」は、走行状況に合わせて6気筒、4気筒、3気筒での燃焼に切り替える進化型の可変シリンダーシステムを採用。徹底的な給排気効率や燃焼効率の向上により、国産3.5Lクラスセダンで唯一の無鉛レギュラーガソリン仕様でありながら、206kw[280PS]、342N・m[34.9kg・m]の高出力・高トルクを達成。また、環境面への配慮から実用燃費も大幅に向上させた。

上級セダンとしてのダイレクトな操作性としなやかな乗り心地を実現するために、新開発のサスペンションや、低重心化・低慣性化を実現した軽量・高剛性ボディを採用。先進性と上質感を調和させたインテリアデザインや、長距離のドライブを快適にサポートする様々な装備がされている。高速道路や市街地走行などのあらゆるドライビングシーンにおいて、乗る人が心地良く、ゆとりを感じる空間を追求したという。

新型インスパイアは、月販計画台数を500台としており、12月21日(金)から全国ホンダディーラーで発売を開始する。高機能装備や快適装備の充実により、商品魅力を大幅に向上させながら、価格は330万円から390万円と、前モデルとほぼ同じ価格帯に設定している。

新型インスパイアは、従来のインスパイアユーザーはもとより、新規インスパイアユーザーに対しても、新たなホンダの魅力を凝縮したメッセージ性の強い一台に仕上がっている。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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