autoc-one.jp 記事・レポート 日本版コンシューマレポート 日本版コンシューマレポート-ホンダ インサイト ユーザー試乗レビュー- 5ページ目

コンシューマレポート 2010/7/21 19:53

日本版コンシューマレポート-ホンダ インサイト ユーザー試乗レビュー-(5/6)

インサイトのユーザー総合評価

ホンダは2009年2月6日、スヌーピーを宣伝大使に招き、新型「インサイト」を発売した。

「インサイト」は出足絶好調。2009年4月、車種別(軽自動車を除く)の乗用車月間売り上げNo.1(1万481台)に輝いた。

その直後の5月、日本全土に「エコカー戦争」が勃発した。ハイブリッド界の王者「プリウス」が第三世代に突入したのだ。

全国のホンダ、トヨタのディーラーでは「インサイトは、プリウスよりお買い得」「プリウスは、インサイトよりハイブリッドシステムが上級」などと、様々なセールストークが飛び交った。

一部の熾烈な販売現場では、ホンダでは「プリウス」、トヨタでは「インサイト」のレンタカーを借りて「ライバル同時試乗」が行われるという離れワザまで飛び出した。

2009年6月、「プリウスが発売されて実物を見るまで、インサイトを買うかどうか迷っていた」ユーザーなどがドっと流れ、「プリウス」は月間販売台数が2万台の大台を超えた。そして2009年夏以降、「インサイト」は「プリウス」の1/2~1/3の販売台数で追撃した。

だが、2010年に入ると「プリウス」独走の図式が明確になった。本連載でも指摘したように、「プリウスのユニクロ化」が世の中に浸透したためだ。

対する「インサイト」は、ホンダ独自のハイブリッド哲学を貫いた。同年1~6月の総計では、「プリウス」が17万426台、「インサイト」は2万2,116台と大差がついた。

今回のデータを解析して、互いが持つ「商品特徴の違い」が改めて浮き彫りになった、と思う。

ザックリと表現するならば、「インサイト」は「スポーティイメージのある若い男性のクルマ」。つまり、巷で噂の「若者のクルマ離れ」とオーバーラップするユーザー層だ。そのため、初期需要が一巡してしまえば「さらに本格的な需要の掘り起こし」をしないと、販売数が減ってしまう。

対する「プリウス」は、本連載データにあるように、50歳以上の「本来からあった潜在需要層」という金脈を掘り当ててしまった。こうした社会的背景が、2009~2010年にかけての「インサイト」と「プリウス」の販売数経緯で表面化したのだと考える。

「インサイト」の開発の原点は、「Hybrid for everybody (ハイブリッドをより多くのひとに)」だった。そのため「当時の福井社長のイメージでは、ガソリン車+20万円で買えるハイブリッド車」(CR-Z開発責任者・友部了夫氏)という価格設定を念頭にした商品開発が進んだ。

その課程の中で、ホンダらしいハイブリッド車を探求した。それが「インサイト」で結実した。

売れる、売れないで判断するなら、日本では「インサイト」は「プリウス」に負けた。事情は違うが、アメリカでも負けた。

だが、本来この2車はカテゴリーが異なる。アメリカ流でいうと、「インサイト」はコンパクトカー、「プリウス」はミッドサイズカーだ。

生い立ちが違う、商品の方向性が違う、そして今回のデータでも分かったようにユーザー層も違う。 だがどうしても皆、ホンダとトヨタを比べたがる。「インサイト」と「プリウス」は、やはり宿命のライバルなのである。

では最後に、今回試乗・投稿して頂いた方々の「プリウスと比べて、インサイトをどう思いますか?」全回答をご紹介する。

「プリウスと比べて、インサイトをどう思いますか?」ユーザーコメント

・似ている雰囲気 (孤独なドラマーさん 岡山県)

・待ち乗りでは十分だと思うが、長距離の時は疲れそう。後部座席は長時間乗れないので、2人のりの車かも (ドンちゃんさん 新潟県)

・一言で言うと貧弱!チープで、購入意欲が湧かない (スペシャリストさん 神奈川県)

・値段が安い (ヤマグチさん 大阪府)

・走り重視 (sailmanさん 大阪府)

・スタイリッシュでスポーティ (ユウさん 奈良県)

・デザインはかなりイイと思う (グーぴこさん 福島県)

・スマート (intさん 神奈川県)

・プリウスの方が上回ってる感はあります。もうちょっとエンジンを煮詰めた方がいいかと (yuichii2002さん 大阪府)

・安っぽい (ヒガシタニさん 福井県)

・あまり相違点を感じなかった (フルカワさん 大阪府)

・下道を走ることが多いため経済的にいいと思う (シモムラさん 福井県)

・概観はプリウスのほうが好みですが、乗った時の安心感はインサトが良いです (バンさん 埼玉県)

・お手ごろ(長期的なメンテナンスを考えると、プリウスは不利かな)なハイブリッド (R1R2R3さん 長野県)

・目的が違うハイブリッド (bnaobさん 大阪府)

・若々しさがある (サカモトさん 茨城県)

・プリウスよりは少し広い (ムトウさん 岡山県)

・ハイブリットにしてはシャープでいい感じだった (カワセさん 福井県)

・多少劣っている感じがする (らびりんさん 大阪府)

・そんなに変わらない (たたたさん 愛知県)

・やはりプリウスよりいろんな面でワンランク下の車だと思った。ただその分、パーソナル感が強く、イメージ的に一人か二人、もしくは若い人が似合っているような気がする。プリウスは年配の方、家族使いのイメージがある。プリウスよりはインサイトのほうが弄りがいがあり、クルマ好きに受けそう (下手だけどMT好きさん 宮城県)

・後からの発売もあり、機能の面では不満は感じない。が技術的な面でいま一つセールスポイントに欠ける点がもったいない感じがします。リヤの視認性の悪さは、両社共に感じる欠点です (アリフクさん 鳥取県)

・やはりインテリアの質感で見劣りがします。内装がプラスチッキーな感じを受けました。また車内が狭い。今では貴重な5ナンバーサイズですが、もう少し広くできなかったのかなと思います (ヒロムさん 愛知県)

・日本の道路、駐車場などを考えると大きさは丁度よい。シンプルな構造で、燃費もそんなに変わるわけでもなく。プリウスと違って自分で運転している感がある (ホイップさん 静岡県)

・プリウスは優等性であるが、インサイトについてはスポーティーさを感じた (シまさん 愛媛県)

・走る楽しさを追求した仕様になっている。若い世代(40歳代ぐらい)にはインサイトのほうが受けるだろう (タケウチさん 愛知県)

・エンジンの感覚が残っているのはインサイトのほう。プリウスはモーターのみの時間があるため加速感の不足が気に入らない (darioさん 栃木県)

・プリウスよりも「クルマ好きが選択する」感じが良い (HAMAKEKEさん 神奈川県)

・排気量/サイズといった車格やモーターの使い方にしても、プリウスは違うクルマ、という感じがします。その代わり、プリウスはモーターの回生ブレーキ音が結構大きく感じたし、インサイトは価格が安いのが大きな魅力であるし、良い面/悪い面は個々人の価値観かなと思います。私は以前ホンダ車に何度か乗っていた事もあり、デザインやコンセプトがいかにもホンダ、なインサイト派ですが (なだるさん 神奈川県)

・普通のクルマと比べて違和感の大きいプリウスは未来のクルマを先取りしたようで面白いのですが、インサイトはほとんど普通のクルマの感覚で運転することができるので、違和感の無い走りを求めるのであればインサイトのほうが良いと思います。燃費は意外に良く、試乗開始時にリセットした燃費計はチョイ乗りで24km/Lの表示をしていました。2代目プリウスでもなかなか20km/Lが出ないので、遜色はないと思います (GONTAさん 兵庫県)

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

ホンダ インサイト の関連記事

ホンダ インサイトの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ホンダ インサイト の関連記事をもっと見る

ホンダ インサイト の関連ニュース

ホンダ 新車人気ランキング  集計期間:2017/11/13~2017/12/13

  • ホンダ

    新車価格

    142.9万円236.7万円

  • ホンダ

    新車価格

    131.5万円208万円

  • ホンダ

    新車価格

    188万円272.8万円