ホンダ 新型フリードの車中泊に優れた実用性を徹底解剖! シエンタとも比較してみた

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新型フリードが8年ぶりにフルモデルチェンジ!

ホンダ 新型フリード/フリード+

ホンダの新型フリードフリード+が9月16日にフルモデルチェンジを果たし発売されました。同時にフリードスパイクの名称はフリード+に変更されています。この新型モデルはフロントマスクなど外観デザインが共通化されました。

今回は、クルマの知識が全くない方でもわかりやすいように紹介したいと思います。フリードとフリード+の違い車中泊に焦点をあてて、トヨタの新型シエンタとの比較なんかも交えながら説明します。

>>新型フリードフリード+を写真で見る

[2017/10/17 追記]

2017年10月17日に、ホンダアクセスから愛犬との車中泊に特化した特別仕様車、ホンダ フリード+ ドッグラバーが発表されました。発売は2017年11月23日となり、アウトドア好き必見の装備となっています。新型フリードの最新情報はこちら!

>>車中泊仕様のホンダ 新型フリード+が登場!これでワンちゃんと一緒にキャンプが楽しめる!

新型フリードの価格設定は? 実はステップワゴンと悩む方も結構いる!?

ホンダ 新型フリード/フリード+

新型モデルの価格(消費税込)は、フリードが188万円~272万8200円、フリード+が190万円~274万8200円です。

サイズは違いますが、2,288,000円~の価格設定のステップワゴンと悩む方もいるようです。大きいクルマの扱いに不安のある方やコストを抑えたい方にはフリードがオススメです。用途によって選択するクルマは変わってきますし、大きさも違うのでこればっかりは好みの問題とも言えますね。

フリードとフリード+の違いは?

簡単に言うとフリードは3列シートの7人乗りフリード+は2列シートの5人乗りです。

なので、フリード+はラゲッジルームが広く作られていて荷物を多く積みたい! という方にオススメ。乗車定員数が多い方がいい! といった方にはフリードがオススメです。

※シートアレンジの違いは下で説明します

車中泊に優れているのはフリード+! その実用性は?

ホンダ 新型フリード/フリード+

フリード+のシートアレンジは6:4分割のダブルフォールダウン機構を採用することで、フルフラットを実現させています。一方フリードは席を倒してもフルフラットにはならないので、フリード+の方が車中泊には優れていると言えるでしょう。

そのうえ、フリード+は車中泊の機能がさらに進化しました。ユーティリティボードを使ってシートアレンジをすると、セミダブルサイズのマットレスが敷けるフラットスペースに!  さらにフラットスペースの下は床下収納として使うことができるので荷物が多くてもごちゃごちゃしません。

わかりやすく写真で見てみましょう。

◆フリードのシートアレンジ

運転席を倒したバージョンと、運転席を残し後席を倒したバージョンはこんな感じ。より広く寝るスペースを確保したい方は運転席を倒すバージョンの方がよさそうに見えますね。

ホンダ 新型フリードは3列シート
ホンダ 新型フリードは3列シート

◆フリード+のシートアレンジ

一方、フリード+の車中泊アレンジは運転席を前に倒し、後席部分を広く使います。

▽おやすみモード

これだと段差も気にすることなく寝ることができますね。こうしてみると大人二人でも余裕があります。

ホンダ 新型フリード+

就寝スペースの下には収納スペースが生まれるので、荷物の多い時には断然フリード+がオススメ。

ホンダ 新型フリード+

マットレスを敷くとこんな感じに。アクセサリーを装備することで、快適な車中泊を過ごすことが可能になります。

ホンダ 新型フリード+

車中泊以外にも活躍するシートアレンジを紹介します。

▽ビッグラゲッジモード

ホンダ 新型フリード+

▽ハーフラゲッジモード

ホンダ 新型フリード+

▽ノーマルモード

ホンダ 新型フリード+

ライバルのトヨタ 新型シエンタとフリード+の車内空間を比較してみた

フリードのライバル車とされている、新型シエンタもフルフラットになるので車中泊に優れていますが、どう違うのか比べてみました。

▽フリード

写真で見ると高めの位置でフルフラットになっていますが、荷室を先代モデルのフリードスパイクから185mm低くし、開口部地上高335mm(FF車)の超低床化を実現しています。なので下部分に収納スペースが生まれており収納もばっちり!

ホンダ 新型フリード+

▽シエンタ

低い位置でフルフラットになるので、収納スペースはありませんが頭上が広く感じますね。2人以上で車中泊をするとしたら、少し左右の出っ張りが気になるかもしれません。

トヨタ 新型シエンタ

新型フリードは普段使いの収納や便利機能も豊富!

新型フリードは収納面が優れていたり、アクセサリーを追加したりできるので趣味を存分に楽しむことができます。車中泊だけに限らず、普段使いでもその実用性を発揮してくれそうですね。

▽インパネトレイ

ホンダ 新型フリード

▽センターテーブル

運転席と助手席の中央にはセンターテーブルが。スマホを置いたり、車内で食事する際など、幅広いシーンで活躍しそうです。

ホンダ 新型フリード

▽シートバックアッパーポケット

スマホを入れるもよし、お子さんのおもちゃを入れるもよし、2列目に便利な収納スペースが。

ホンダ 新型フリード

▽インパネアッパーボックス

小物を入れられるスペースが運転席の前にあるので、すぐに手が届いて便利。なくしがちな駐車券などを入れておくのもいいかもしれません。

ホンダ 新型フリード

▽ドリンクホルダー

運転席横には、ドリンクホルダーが。これ、ないと結構困りますよね。

ホンダ 新型フリード

▽アクセサリー

まだ小さなお子さんがいるご家庭にはこんな使い方を提案。車内がまるで小さなダイニングルームのよう。寒い季節や太陽の日差しが強い時などにもよさそうです。

ホンダ 新型フリード+

キャンプなどの大荷物の時も余裕の収納力。外にテントを張り、BBQをする際などには棚のように利用してもいいですね。

ホンダ 新型フリード+

ご自身の趣味やお子さんの習い事にも大活躍。上段下段に分けて積むことができるので、見た目も整頓されていてすっきりとした印象に。

ホンダ 新型フリード+

新型「フリード/フリードプラス」発表会

新型コンパクトミニバンフリード/フリード+発表会の模様を動画でお届け!新型フリードのCMに登場している蛯原友里さんと徳井義実さんも登場。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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