ホンダ 新型 フィット 1.3G[ガソリンモデル](FIT3) 公道試乗レポート/国沢光宏(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂幸正・オートックワン編集部
ライバルモデルと比べて、エンジンはパワフル
ということで、試乗車は『1.3G』の「F&あんしんパッケージ」のWパッケージでございます。
Dレンジをセレクトして走り出すと、ハイブリッドより若干騒音レベルが高い。遮音材の量を変えているとのこと。じゃウルサイかと聞かれれば「全く問題なし!」。普通のエンジンだって同じクラスのライバルと比べれば静か。
しかもフィットに搭載される新しいツインカム1.3リッターはパワフル!なんってたって1020kgのボディに100馬力エンジンなのだ。ガチンコのライバルとなる日産「ノート」を見ると1040kgのボディに79馬力エンジン。20%ものパワー差あれば誰だってハッキリ解ります。
普通のエンジンだって十分燃費良し!
先代フィットで選べなかったアイドリングストップは全グレードに標準装備される。エンジン停止/始動時の騒音・振動はしっかり抑えられており、良い仕上がりです。何より実用燃費が良い!信号の無い北海道のテストコースだとハイブリッドの10~15%落ちと言ったイメージ。
今回は横浜周辺の短い試乗だったものの、やはり13~15km/Lという上々の数字。流れの良い道なら20km/L近い燃費も可能だと思う。その場合、ハイブリッドだって25km/Lに届く程度か?燃費差20~30%を想像して頂ければよかろう。普通のエンジンだって十分燃費良い。
参考までにハイブリッドを20km/L。普通のエンジンが15km/Lだったなら、走行1万kmあたりのガソリン代の差は2万5千円。ハイブリッド車と普通エンジン車の価格差を調べたら34万円(*)。コストパフォーマンスを考えれば普通のエンジンだっていいと思う。
*1.3GFパッケージ/あんしんパッケージ142万円。ハイブリッドFパッケージ/あんしんパッケージ176万円。
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