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試乗レポート 2010/3/23 17:11

ホンダ CR-Z 試乗レポート/松田秀士(4/4)

関連: ホンダ CR-Z Text: 松田 秀士 Photo: 茂呂幸正/オートックワン編集部
ホンダ CR-Z 試乗レポート/松田秀士

チューニングも考慮すると6速MTモデルがお勧め

初日の大雨強風の中、ベストフィーリングだったのはCVTモデル。そのような悪コンディションの中でも、高速道路の直進安定性がとても良い。

ショートホイールベースなので、このような状況にはナーバスだろうと踏んでいたのだが、思いのほか快適だ。さらにワインディングでは、グリップレベルが高く安心してコーナーに飛び込んでいける。

ホンダ CR-Z

最近のクルマには横滑り防止装置が装着されているモデルが多いが、このCR-Zも例外ではない。ホンダでは「VSA」と呼んでおり、よほどの無理をしない限りスピンすることはないだろう。

でも、コーナーに飛び込みすぎてアンダーステアを出して曲がりきれずにガードレールに、ということはよくあることで、限度を超えてしまうと例えVSAが装備されていてもどうしようもないものだ。

雨天のコンディションでは、いかにフロントタイヤのグリップが高いかが重要になる。操舵が効かなければ、スポーツモデルとしては失格だ。CR-Zは、この点においても予想以上のグリップ性能を示してくれた。

ホンダ CR-Zホンダ CR-Z

そして、リヤタイヤのグリップ力も高い。

雨の走行では、フロント荷重が30kg重いCVTモデルがMTモデルを上回ったが、一転ドライ路面になるとこの関係は逆転する。

MTモデルは深いロール姿勢になるほど攻め込んでも、しっかりとフロントタイヤが路面を離さず、切り足しにもしっかりと応じてくれる。ドライ路面でのターンインスピードは、予測をかなり上回っていた。

CR-Zにスポーティさを求めているのならば、6速MTモデルをお勧めする。その理由は、モーター出力を上げるようなチューニングができるようになれば、さらに化ける可能性を秘めているからだ。

CVTモデルでは制御が複雑になるから、モーターチューンは難しいだろう。モーター出力を上げるにはモーター交換など複雑な作業は要らず、電力系のチューニングで済むはず。そのことを考えると、ハイブリッドカーのスポーツ度は限りなく未来が明るい。それは、無駄な燃料を使わなくともハイパワーを手に入れることができるからだ。

最後に、ECONモードをチョイスすると加速が明らかにかったるい。アクセルを踏み込んでも思うような加速感は得られない。

しかし、それだけはっきりとした変化をつけていることでエコに徹している様子が感じ取れ、逆に「まぁいいか」という感じで楽しくドライブができるクルマが、このCR-Zだ。

筆者: 松田 秀士

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