いやいや、ついにこの日が来たかという印象。
お待たせしました、ご存知、ホンダから初のハイブリッドスポーツカー“CR-Z”の登場です。
あぁ、この胸の高鳴り、この心の臓を衝くインパクトと、まるで2年前に日産GT-Rが華々しくデビューしたあの日と同じ印象だ。
なにせハイブリッドのスポーツカーというものが前代未聞で新しい。今売れに売れているインサイトやプリウスには、ハイブリッドの元祖としてエコのイメージが強烈にある。時代も確かにエコへ向いている。つまりスポーティテイストなクルマは眼中に無いという、このつまらない世の流れを、ハイブリッドカー自身が断ち切るというその姿勢、まさにホンダらしい“逆転の発想”“無いものを創る精神”には誠に感服だ。
相反するイメージを持つ“ハイブリッド”+“スポーツ”というキーワード。このご時勢だけに驚きの低燃費性能もしっかりと実現させているというから、ますます期待が膨らむいっぽうだ。
一体CR-Zとはどんなクルマに仕上がっているのか、早速お伝えして行こう。