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レーサー愛車紹介 2010/7/20 13:26

中山友貴選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(3/3)

関連: ホンダ アコード Text: 今井 優杏 Photo: 今井優杏
中山友貴選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」

中山選手がレースの世界に入ったきっかけは「実家の軽トラ」!?

―中山選手、ご実家が石川県ということなんですけど向こうでクルマは所有されていたんですか?

いえ、実家の配達用の軽トラに乗ってましたね。これもMTでした。

―配達用?ちょっとお見合いみたいですけど(笑)、御家業は?

骨董屋さんなんです。

―シブいですね!で、中山選手の車歴は図らずも全部MT、と。

そうですね(笑)。

―そもそも、何故レースの世界に入られたんですか?

僕、父の配達の隣に乗って、クルマに乗ってどっかに出かける、ってのが好きだったんです。それがルーツです。 そんなとき、雑誌にカート屋さんの広告が出ていたんですね。それは金沢に唯一あるカート屋さんでした。乗ってみたい、と親にお願いしたんですよ。それが8歳くらいでしょうか。

―そこからプロに?すごい!!

はい(照)。乗っているうちに欲が出て、どんどんカテゴリーが上がって、全日本カートまで出ました。でもチャンピオンになれなかったんです。 やめようか悩んだんですが、後一年だけやってみようとスポット参戦を決めました。その年にSRS(鈴鹿サーキットレーシングスクール。校長は元F1ドライバーの中嶋悟、同じく元F1ドライバーの佐藤琢磨も輩出した)に入ることを決めたんです。

正直親には止められました。だけどこれでダメなら諦めるって説得をして、自分の出来るすべてを使ってお金をかき集めて参加したんです。 最初はマニュアル車というだけで手こずりました。カートとは全然違う操作でしたから。

―え?F3車両ってシーケンシャルじゃないんですか?

はい、僕のときはHパターンだったんですよ。途中でシーケンシャルに変わりました。 僕以外はすでにギア付きの車両を経験してる子が多く、事前に練習してきてSRSで試す、と言う感じだったんですが、僕はそこでしかマニュアルの練習が出来ない環境にあったんです。

―それだけでかなりのハンディですね。

はい、最初は相当遅かったんですが、トップを獲りました。それでスカラシップを得ることが出来ました。それでFCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン、若手ドライバーの育成のために発足したフォーミュラカーレース)にステップアップしました。

―努力が実ったんですね!

その時代の苦労があるから今がある、と思っています。毎日ヒール&トゥの精度を上げるためにゴムチューブを使ってトレーニングしたりしましたから。とにかく乗れる時間が少なかったんです。だけどそれはSRSの他のメンバーも皆同じ。その中で抜き出るにはいかにレースのことに時間を割くかをとにかく考えたんです。

―ところで、シフト練習のために今もMT車に乗っているということですが、普段の運転もレースのトレーニングに繋がりますか?

繋がりますよ!もちろんです。

―実はそう言い切ったレーサーさんって、初めてなんですけど・・・

ものは考え方なんです。街中でヒール&トゥが出来るシチュエーションって、なかなか無いじゃないですか。だけどそこで踏力の練習ではなく、回転数を合わせる練習に頭を切り替えるんです。回転を合わせる練習をしたら、その感覚のまま速度域を上げればいいだけ。 何にも考えずに運転するんだったら、少しでも生かさなければ。

―なるほど。確かにハイスピードでなくても出来るトレーニングはありそうですね。

ブレーキの抜き際とステアリングを切るタイミングってすごく大事じゃないですか。それを感じるのも可能です。たとえ10km/hでも荷重移動は起こるんです。 アンダーまでは出ないけど、ちょっと切るのが遅かったなとか、そういう感覚を磨くこともできますよね。

―(涙)すっごく感動しました・・・素晴らしいですね!!これなら一般ドライバーでも心がけることが出来そうです。それでは最後に。次に欲しいクルマを教えて下さい!

アウディR8!オシャレで速くてカッコイイ!目立つから、似合うような自分でいなければいけないところもいいですね(笑)。 国産車ならインスパイアです。僕的にはレジェンドよりも若々しいインスパイアがいいです。 でもどのクルマにしたって、MT車は一台所有していたいですね。

今井優杏の「取材後記」

終始落ち着いて、ドライビングの話を語って下さった中山選手。レーシングドライバーでなくとも普段のドライビングに生かせるようなトレーニング内容に目からウロコでした。さっそくマネして練習します!

中山選手のお話を伺って感じたのは「アスリート」なんだな、ということ。自分のポテンシャルを知って向上を目指している姿勢に、頭が下がる思いでした。

中山友貴選手オフィシャルHP

http://www.yuhki-nakayama.com/

筆者: 今井 優杏

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