乗れば乗るほど染みてくるアメリカンサルーン/ホンダ 新型「アコード ハイブリッド」試乗レポート(4/5)
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- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:阿部昌也・Honda
柔らかめの足回りだが、低速域では重量を感じさせる面ものぞかせる
そういえば、足回りもほんのりアメリカン風味だ。
特にコーナリング中、横Gに対しての緩い反応、やや鷹揚なかんじはまさにアメリカっぽいフィールである。カーブを曲がる際の、ぐい~んとロールを生かすような柔らかさはまさにそれ。とはいえブワブワする、とかハンドルを取られると言うほどのものではなく、あくまでも「ルーズ“め”」なので、セダンという性格を考えれば悪くない。
このゆったりしたロールに反して、路面の凹凸や荒れなどの入力に対しては、そのギャップの反響をワリと繊細に拾ってしまうところは低速域において気になった部分。
ハイブリッドならではの重量から来るものなのかもしれない。
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