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3台比較 2008/2/29 00:56

ハイパフォーマンス4WD車 徹底比較(4/4)

ハイパフォーマンス4WD車 徹底比較

世界最先端の電子制御テクノロジー

走行走行

登場してまもないクルマながら、現状ですでに完成度の高い仕上がりと感じられた。ルックスだけでなくクルマとしてのキャラクターも微妙に変わって、洗練された都会的なイメージになったように思える。純粋に高性能セダンを所望する新たなユーザー層を取り込むこともできるだろう。期待に応えるという意味では、エボXは現時点においても、かなり高得点が与えられると思う。

従来に比べて大きく変わったようではあるが、根底に流れる思想はひとつで、それを実現するためのテクノロジーが進化し、そして洗練され、こうしたレベルに達したのだろう。それは、高性能エンジンを搭載し、パワーを確実に路面に伝え、かつ曲がるため、駆動力と制動力を最適に制御するというコンセプトを、現時点で集大成といえるクルマである。

そして、4輪個別制御の発想は、究極の予防安全性の追求でもある。ランエボは乗り方さえ間違わなければ、非常に安全なクルマである。世界を見ても、ここまで高度な電子制御テクノロジーを駆使したクルマなど見当たらない。そして、代を重ねるごとに、より優れたものとなっていることも強調したい。

パフォーマンス&スポーツにプレステージ性をプラス

走行走行

ハッチバックになってとやかくいわれていた新型インプレッサだが、STIを見る限りハッチバックになったことは成功だったように感じられる。STIが登場してからというもの、インプのハッチバック化に否定的だったメディアも、一気に歓迎ムードに変わったような気がする。それは、このSTIが意外なほどスタイリッシュだったからかもしれないが…。

開発キーワードは「パフォーマンス」「プレステージ」「スポーツ」という。パフォーマンスとスポーツは、もともとインプレッサの得意とするところであるが、新型ではプレステージ性をも視野に入れた。実車を見て、そして乗ると、視覚的にも運転感覚としても、それは確かに感じられる。

そして、インプSTIもまた、ランエボと同じくドライバビリティ面では極めて安全なクルマである。これまでのGC型~GD型では、当時のランエボとインプそれぞれの個性が感じられたものだが、お互い洗練が進むにつれて、クルマとしての素性は異なるものの、乗り味が似通ってきたことも興味深い。

ライバル車にとってお手本にすべき部分は多い

走行走行

先代ゴルフ4のモデル末期に登場したR32は、足まわりが固く、パフォーマンスを重視しすぎた気がしないでもなかったが、このゴルフ5のR32に関しては、コンフォートとパフォーマンスがちょうどよいバランスかと思う。

日本市場においては、本来は一般的なCセグのハッチバック車であるゴルフ自体が、ある種のプレミアムカー的な捉えられ方をされている。よって、GTIなど上級グレードばかりが長期の納車待ちを生むほどの状況となっている。このR32は、GTIよりもさらにスペシャルな位置づけのモデル。

オールラウンドということを考えても、このクルマは本当に使い勝手にも優れる。サイズ的にも、当初は非常に大きなハッチバック車という印象だったが、世界がそれに追随し、標準的な印象となった。そして、各部の作り込みや、質感の高さなど、お手本にすべき部分というのは多い。

このクルマは、「すごさ」をランエボやインプレッサほど主張してこない。しかし、ゴルフにV6を積んでいるというスペシャルな感覚は、このクルマに触れている間、ずっと感じることができる。その乗り味はいたって上質である。

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