autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 新車比較 国産最新ミドルセダン 徹底比較 3ページ目

3台比較 2008/3/14 18:12

国産最新ミドルセダン 徹底比較(3/4)

国産最新ミドルセダン 徹底比較

ドライビングと快適性を兼ね備えた空間

インパネフロントシート

インテリアカラーとマテリアルが豊富に設定されている。「25EX」というグレードは高級仕様で、カームホワイトのレザーを使用し、インパネのデコレーションパネルなどには「クリスタル」色のパネルが使われている。強いコントラストが斬新な印象を与える。

インパネはダッシュボード上面を下部と段差を設け、浮いて見えるように設定。シンプルなレイアウトにより、どこに何があるかがわかりやすく、使いやすい。

新開発の「CF-Net」は、オーディオ、エアコン、トリップコンピュータなどを通信で結び、協調させつつ統合的にコントロールするという機能。ステアリングリモートコントロールスイッチを駆使して呼び出し、それをセンターディスプレイに集中表示させることで、様々な機能をスムーズに操ることができる。ATセレクターは、マツダらしく右に倒すとマニュアルモードとなり、前がダウン、後ろがアップとなる。

ボディサイズやホイールベースの拡大により、室内空間もずいぶん広くなった。シートのサイズもタップリあり、レザーの触感はツルンとしたところはあるが、そこそこ質感は高い。

セダンのリアシートは、座面長などスポーツやワゴンよりも広く設定されており、いくらか後席乗員を重視して差別化されている。リアシートはヘッドレストを出して使うタイプで、後席に人を乗せないときの運転席からの後方視界に配慮したものと思われる。また、背もたれに角度を大きめにつけることで、頭上空間を確保している。

マツダとBose社はかねてから関係が深いが、新型アテンザに専用開発したサウンドシステムが比較的リーズナブルな価格で用意されている点も伝えておきたい。

リアシートメーターシフトBoseサウンドシステムリアランプ

上級セダンとして十分な質感と居住性

インパネフロントシート

ホンダ流の高級感の演出とインテリアデザインの方向性が前面に押し出されている印象である。これについて、レジェンドもそうだったように、素材やカラー、操作系など、いろいろな要素を入れ込みすぎて、高級車としてはやや落ち着きがなく感じられる面もあるが、こういうテイストが好みという人も多いのではと思う。

居住性については、左右のカップルディスタンス、前後のタンデムディスタンスとも非常に広く確保されている。ただでさえボディサイズが大きくなったことに加えて、Dセグメント全体の中でも、かなり広いほうになるのではないかと思われる。

リアシートの居住空間も非常に広く感じられる。座面に角度をつけていて、それに合わせて背もたれの角度を設定。ヒップポイントを下げ、低い位置に座るようにしていることで、さらに広く感じられるようになっている。

また、シート自体の作り込み具合を見ても、リアシートをかなり使うということを前提にして設計されたように感じられる。全体として、居住性に優れ、高級感もあり、上級サルーンとして十分な資質のある、後席の乗員をもてなすための空間が構築されている。

リアシートメーターシフトトランクリアランプ

スペシャリティカー的な空間の演出

インパネフロントシート

従来のV35のレイアウトやデザインの延長上にありつつ、大きく洗練されている。たとえばパドルシフトにマグネシウム合金を使ったり、和紙の様な金属調パネルを用いたり、シートの作り込み具合など、十分な高級感とスポーティな感覚があり、スペシャリティカー的な雰囲気も備えている。

メーターパネルごと上下するチルトステアリングは従来通り。コラムから生えたパドルシフトが備わるところもポイントで、非常に鮮明なモニターを持つカーナビも設定された。

フロントシートは容量も十分で、着座姿勢はスポーツセダンのように低くすることもできる。対照的にリアはヒップポイントが高く、それにつれてアイポイントが高くなっている。

後席乗員に与える閉塞感をできるだけ小さくしようとした痕跡がうかがえる。また、リアシートがリクライニングできるようになっているところもポイントだ。ただし、乗降性については、シートの位置と、ドアの開口部と、サイドシルの高さが上手くかみ合っていない部分も認められる。

リアシートメーターシフトパドルシフトリアランプ

内装・装備の総評

セダンといえども、最近ではスペシャリティカー色が求められるようになってきた中で、いずれも視覚的な演出を図っている。質感は価格なりという印象はあるが、アテンザのコストパフォーマンスの高さは特筆ものである。居住性はいずれもミドルセダンとしては必要十分。トランクスペースも相当に広い。キャラクターとしては、後席を含めた4人乗車をもっとも想定しているのがインスパイアで、スカイラインやアテンザは、前席2人乗りメイン+αという印象か。

マツダ アテンザ 関連ページ

ホンダ インスパイア 関連ページ

日産 スカイライン 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

マツダ アテンザ の関連記事

マツダ アテンザの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

マツダ アテンザ の関連記事をもっと見る

マツダ アテンザ の関連ニュース

マツダ 新車人気ランキング  集計期間:2017/10/22~2017/11/22