BMW 5シリーズ  &  3シリーズツーリング  &  1シリーズ デザイン・スペック

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デザイン・スペック

この記事に登場する車: BMW 5シリーズ | BMW 3シリーズツーリング | BMW 1シリーズ

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島村栄二

デザイン・スペック

強烈な個性を与えたスタイリング

「猛禽類」をイメージしたというエクステリアデザインには、登場時、度肝を抜かれたものである。当初は賛否の声があったものの、今では概ね好意的に受け取られているようだ。今回の3台の中で最初に登場したのが5シリーズであり、すでにかなり時間が経過しているが、今見てもドキッとするほど強烈に個性的で、古さをまったく感じさせない。

ボディサイズが従来よりもだいぶ大きくなり、さらにフェンダーフレアや、吊り上げた前後ランプ類など、独特の迫力がある。ボディパネルの区切り方も特徴的で、ボンネットもそうだが、テールに合わせてトランクを独立しているように見せるなどしている。

緊張感ある面の張りや、各所のエッジの立て方、派手なランプ類などが巧く調和し、見る者に強く存在感をアピールしている。

さらに、今回の車両はMスポーツ仕様につき、エアロパーツにより、M5にも負けないスポーティな雰囲気をかもし出している。

2007年6月のマイナーチェンジで改良された530iの3L直6エンジンは、直6らしいスムーズさとともに、全域で力強いトルクが融合した印象。5シリーズのやや大柄なボディでも、その動力性能に不満はない。

ドライブフィールは、ほかの2台に比べても圧倒的にスムーズで、静粛性にも優れ、乗り心地も快適そのもの。Mスポーツ仕様とはいえ、高周波の入力も上手くキャンセルしている。路面追従性に優れる足まわりは、245/40R18サイズのRE050Aを履くが、感覚としては、タイヤサイズがもっと大きいような印象すらある。

また、ステアリングを素早く大きく切った際の、アクティブステアリングによる早いゲインの立ち上がりに負けないよう、的確に減衰をチューニングしている。そのアクティブステアリングの制御についても、3シリーズよりも、転舵状態から戻した際の収まり具合に優れる。そのあたりは5シリーズの方がこなれている。