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3台比較 2009/3/19 21:30

スタイリッシュインポートセダン 徹底比較(3/4)

スタイリッシュインポートセダン 徹底比較

デザイン、パッケージング、ユーティリティに感心

インパネメーター

普遍性を与えつつも、シトロエンらしい独自性にこだわったという印象のインテリア。センターパッドを固定したステリアングホイールはもちろん、メーターの表示方式もユニークで、シートベルトリマインダーなどの警報音も面白い。

広々とした室内には、たっぷりとしたサイズのシートが備わる。丸みを帯びた形状で、着座感が非常にソフトであるあたりもシトロエンらしい。ヒップポイントが高めで見晴らしもよいが、頭上にはさらに余裕がある。

また、グローブボックス部分をえぐり取ったような形状として、助手席乗員に広さを感じさせるような工夫も見られる。

インナードアパネルにも複雑なパーティングラインを入れているあたりにも、デザインへのこだわりを感じさせる。

3.0エクスクルーシブには、ヒーター付きのレザーシート、運転席マッサージ機能などが装備される。

後席も広く、フロアがほぼフラット。サイドシルから室内までの距離が遠いようにも思えるが、ドアの開き方も、Bピラーと後席ドアの位置関係により足が入りやすく、乗降性に優れる。エアコン吹き出し口は、中央ではなくBピラー側の高い位置となる。

ラゲッジも驚くほど広い。リアウインドウ下端をこうした形状とすることで、開口部を大きく確保できるというアイデアは脱帽モノ。後席をダブルフォールディングさせると、荷室フロアとほぼフラットになり、かなり大きな荷物も積載することができる。

デザインへのこだわりと、少しでも実用性を高めようと工夫・努力したパッケージング・ユーティリティという両面で、感心させられる部分の多いC5のインテリアである。

シフトフロントシートリアシートラゲッジエンブレム

高級車として相応しい質感と妖艶な雰囲気

インパネメーター

インパネは、基本的にはパサートと共通の端正なレイアウトの中で、木目パネルや本革シートなど高品質なマテリアルをふんだんに使い、カラーコーディネートにこだわるなどして、高級車らしい雰囲気をかもし出している。

横方向に細かなラインを入れたシートにはナパレザーを用い、見た目も触感も非常に上質で、かつ身体を包み込むようなスポーティな形状としている。座面サイズはかなり大きめ。2Lクラスでこの質感というのは、ちょっと思い当たらないし、VWらしからぬ妖艶な雰囲気すらある。

後席は中央で仕切った2人乗り仕様で、シートのつくりもよい。ヒップポイントを落とし、背もたれを大きく寝かせて適切なポジションを得られるようにしている。そのあたりは、4ドアクーペとはいえVWがこだわる部分であろう。このスタイルゆえ広々とまではいかないが、乗り込んでしまえば、それほど狭くはないが、運転席からの後方視界はイマイチ。また、サッシュレスドアで、かつこのウインドウグラフィックにつき、前乗降時にはピラーの接近が少々気になるし、ドア開閉時にウインドウが少しひっかかる点は、気を使わなければなるまい。

トランクリッドは、VWエンブレムの上の部分を押すと開く。見かけによらずスペースは広い。高さ方向はそれなりだが、奥行きは意外と長い。横方向も広く、側面のパネルを取ればゴルフバッグも容易に収まる。

カーナビに最新のHDDナビが標準装備されるのも、この3台の中ではアドバンテージ。またV6エンジンの搭載車には、アダプティブクルーズコントロールやディナウディオのプレミアムサウンドシステム、フロントモニタリングシステム、後席シートヒーターなども標準装備される。

小さなパンクであれば自己修復するという「モビリティタイヤ」を履くのも特徴だ。

シフトフロントシートリアシートラゲッジエンブレム

上質かつスポーティ、色気のあるコクピット

インパネメーター

コクピット感覚を演出したインテリアは、十分な広さのある中で、あえてタイトに構成することで、スポーティな雰囲気を演出しているようだ。

ドライバーを向いたインパネは、さらに助手席側で大きくラウンド。上質なレザーを用いたシート、ステアリングホイール、シフトノブや、革シボの入ったダッシュパネル、大胆にめぐらせたヘアライン仕上げのアルミパネルが織り成す質感も高い。センターの3連サブメーターや、3連のエアコン吹き出しなども特徴的な部分。ドアの開閉に連動してメーターパネルにエンブレムが浮き上がらせるような演出もある。

TIは右ハンドルのみの設定で、ややシート側にオフセットした印象。2.2JTSにもパドルシフトが付く。

フロントシートは大ぶりで、スポーティな形状ながら、実際の着座感は予想よりもリラックスしたもので、むしろホールド感はパサートCCのほうが高い。全体の視界も悪くない。

リアシートはそれほど広くなく、TIでは乗り心地も少し固め。後席に人を乗せる機会の多い人は、あらかじめ確認しておいたほうがいいだろう。

ラゲッジルームは、外観でイメージするとおり、奥行きはあまりなく、開口面積も小さいが、高さはかなりある。タイヤハウス部分を避けて広く確保しており、ゴルフバッグも置ける。大物を積みたいときには、リアシートを前倒しすることもできる。

とにかく159は、インテリアもエクステリアに劣らずデザインが面白い。端正な中に、ダイナミックなモチーフを用い、さらには全体的な質感の高く、醸し出す雰囲気には実に色気がある。

シフトフロントシートリアシートラゲッジエンブレム

内装・装備の総評

この価格帯のクルマだけに、いずれも全体の快適装備、安全装備のレベルは高い。インテリアの質感やデザインについても、三車三様にして、いずれもそれぞれの持ち味を上手くアピールしている。

ただし、カーナビについては注意。パサートCCは、高性能なHDDナビが標準装備されるのだが、問題はC5と159について。カーナビが標準装備されるかどうかよりも、あとでどうするかが問題だ。オプションでも用意されているのだが、せっかくのインパネが台無しになってしまう恐れがある。

パッケージングについては、スタイリッシュさを優先すると、ユーリティティが犠牲になるケースは多いはずだが、その中で、C5の合理的なつくりには大いに感心させられた。

スペースユーティリティについては、3モデルともほぼ外観を見てイメージするとおり。

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