ベーシック軽トールワゴン 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
2008年9月、5年連続して、日本で最も売れている車種の座にあるワゴンRがフルモデルチェンジを実施。スズキの最新プラットフォームやパワートレインを手に入れるとともに、従来よりグレード体系が整理されてRR系を廃止。スティングレーとスタンダード系の2本柱とされた。今回はスタンダード系で自然吸気エンジンを搭載する上級モデルである「FXリミテッド」を持ち込んだ。
ワゴンRのモデルチェンジにわずかに先行する形でデビューしたムーブコンテは、2006年末にモデルチェンジして現行型に移行したムーヴをベースに、スクエアなエクステリアと、ルーミーなインテリアを与えた女性向けモデル。ダイハツお得意のカスタムもラインアップするが、現時点ではスタンダード系の販売比率のほうが高いとのこと。今回はベーシックグレードの「X」でチェック。
トッポは、ほぼ時を同じくして、三菱が久々に市場投入した従来のミニカ・トッポ~トッポBJの延長上にあるトールワゴンタイプの軽カー。ekワゴンをベースにルーフを高くし、クラス最大の室内高を実現したというクルマである。こちらもスタンダード系の他にスポーティ系のローデストがある。今回はスタンダード系の自然吸気エンジンを搭載する上級モデル「G」を持ち込んだ。
いずれもベーシックな仕様の軽トールワゴン、3モデルの特徴を探る。
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