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3台比較 2006/11/17 11:08

最新SUV 徹底比較(2/4)

最新SUV 徹底比較

上質なルックスと卓越した走行性能

フロントスタイルリアスタイル

従来のイメージを踏襲しつつ、先進的で上質なイメージを加味したエクステリアとなった。とくにヘッドライトの造形が、新型パジェロを印象づけるポイントとなっている。

オフロード走行を意識してアプローチアングルを確保したバンパー形状や、直線基調のボディ、大胆なフェンダーフレアなど、パジェロらしいアイデンティティが感じされる。

プラットフォームは基本的に先代を大改良したものとなっているが、走行性能については、新型では大幅に洗練された。先代モデルがソフトライド方向だったところ、コーナリング時のロールが抑えられ、腰砕けになる印象がなくなっている。ボディ剛性が高く、ストロークをたっぷりと確保した足まわりにより、優れた路面追従性を示し、これだけのボディながら走りに一体感があるのだ。

また、動力性能が素晴らしい。新たにMIVECが与えられた3.8L V6エンジンは低回転域から余裕十分なトルクを発揮し、高回転まで痛快に吹け上がる。やはりMIVECの恩恵は小さくないようだ。

別の機会に3Lエンジン車にも試乗したのだが、動力性能だけでなく、装着タイヤやハンドリング特性を総合的にみても、3.8Lのほうに大きなアドバンテージのある印象だ。

さらに、ロング3.8L車に標準装備される17インチ仕様の対向4ポットブレーキの出来が素晴らしいことも強調しておきたい。ブレーキタッチに剛性感があり、コントロール性にも優れ、これだけの重量物を制動させるに役不足のない実力を持っている。しかしながら、パジェロが本領を発揮するのは、やはりオフロードだろう。機会があれば、ぜひ試してみたいところである。

フロントビューリアビューサイドビュータイヤエンジン

これはSUVのスポーツカーだ!

フロントスタイルリアスタイル

2Lクラスのコンパクト・クロスオーバーSUVとして誕生したCR-Vだったが、3代目では全幅が1820mmとなり、車両価格も300万円台に乗るなど、大幅に上級移行したモデルとなった。

全体のデザインテイストも、従来のスクエアでシンプルなスタイルから、ボディパネル各部の造形にもこだわった、高級感あるものとなった。フロントマスクは斬新かつ存在感のあるものとなり、サイドウインドウのグラフィックには、初代ストリームとの共通性が見て取れる。

パワートレインは、170psまで出力の高められたK24Aエンジンに5速ATを組み合わせる。このサイズのわりには軽量な1500kgと低く抑えられた車重もあってか、走りは予想をはるかに上まわるほど軽快だ。動力性能への不満はない。

走りのテイストは、明らかにオンロードを主体としたセッティングに仕上げられている。重心の高さをあまり感じさせず、ロールセンターが的確に高く設定されているようで、コーナリングにおいてもロールモーメントが小さい。ステアリングインフォメーションがリニアで、しっかりとしたセンターフィールがありながら、切り始めると即座にゲインが立ち上がる。切り込んでいったときのシュアな応答性もSUVらしからぬ感覚だ。

ブレーキも、やや踏み始めに唐突な利きを示すところがあるが、非常にリニアなフィーリングである。

全体として、まるでSUVの形をしたスポーツカーのような乗り味に仕上がっている。

反面、乗り心地はやや硬めで、段差乗り越しでは突き上げ感があり、微小なピッチングが続く傾向も見受けられる。それをシートをソフトにして上手く逃がしている印象だ。

フロントビューリアビューサイドビュータイヤエンジン

意外なほど軽快な走りを楽しめる

フロントスタイルリアスタイル

いささかシンプルすぎて印象の希薄だったところ、大幅にフェイスリフトして印象がガラリと変わった。メッキを用いた重厚なフロントグリルや、鋭い目つきのヘッドライトはリフレクターの造形にも高級感がある。

LIMITEDグレードには従来どおり3LのV6エンジン&4速ATが搭載される。動力性能面での大きな不満はないが、昨今の可変バルブタイミングを巧みに駆使したエンジンに比べると、低回転域でのトルク感では及ばない。中回転域からV6らしいサウンドとともに元気さを増す設定となっている。

静粛性については、パワートレイン系、ロードノイズ系ともに日本車勢に比べると劣るのは否めないところだが、それほど気になるレベルでもない。

独特のステアリングフィールは、常に強い直進性を示し、転舵した場合にもセンターに戻ろうとする力の大きい設定となっている。これはモンデオなど最近のフォード車に共通して与えられた特徴的部分であり、最初は違和感があるかもしれないが、慣れるとクルマの挙動を乱しにくいことに気づく。むしろ運転しやすく感じられる部分である。

足まわりは、ステアリングを切り込んでヨーを発生させてもロールを強制的に抑えるような設定となっている。乗り心地面では、コツコツと不快でない軽い突き上げを感じるものの、フラットライド志向の味付けで、とくに上屋の重いSUVには効果的なセッティングといえる。高速道路を巡航するのに適している。クルマが実際の車重よりも軽く感じられる。

アームの非常に長い独立リアサスなど、オンロード志向のSUVというカラーが色濃いが、4WDデフロックを備えるなど、オフロード性能も侮れないレベルと思われる。

フロントビューリアビューサイドビュータイヤエンジン

デザイン・スペックの総評

いずれもオンロードでの走行性能や快適性に磨きをかけており、日常的な用途においてデメリットらしきものをあまり感じさせない。これが悪路走破性となると話は違ってくるはずだが、大多数のユーザーが体験するであろう用途においては、もはや今どきのモデルに不得手な部分がないことをあらためて思い知った。

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