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3台比較 2014/1/22 10:49

アクセラスポーツ・ゴルフ・インプレッサスポーツを徹底比較 -居住性や走行性も満足な5ドアハッチバック-(3/4)

アクセラスポーツ・ゴルフ・インプレッサスポーツを徹底比較 -居住性や走行性も満足な5ドアハッチバック-

内装はスポーティーな仕上がりで各種の情報を表示するモニターも装着

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インパネの周辺はスポーティーな感覚で仕上げた。ハンドルの奥に大径のスピードメーターが備わり、両側には各種の情報を表示する。エンジンを始動すると、メーターの上部に透明のアクティブドライビングディスプレイが立ち上がり、速度やカーナビ情報が簡潔に表示される。

インパネの中央には、Facebookの読み上げなどが可能な「マツダコネクト」の機能を備えた7インチディスプレイを装着。3万5000円のSDカードを差し込むと、カーナビとしても機能する。ナビの機能はモニターの表示を含めてシンプルだが、実用性に不満はなく価格は安い。

フロントシートは座面が十分に確保され、少し硬めの造りではあるが、体を包み込む座り心地で快適だ。

リアシートは着座が低めで腰が落ち込みやすい。大腿部のサポート性もいまひとつ。座面をもう少し柔軟に仕上げて欲しい。

身長170cmの大人4名が乗車して、リアシートに座る同乗者の膝先空間は握りコブシ1つ半。最近はフィットのようなコンパクトカーでも握りコブシ2つ以上を確保し、背の高い軽自動車はさらに広いから、アクセラスポーツは視覚的に狭く感じる。それでもリア側に座る同乗者の足がフロントシートの下に収まりやすく、着座感覚は意外に窮屈ではない。天井を後ろに向けて下降させたから、頭上は狭めで握りコブシが収まらない。

20Sツーリングの装備は充実しており、高速域でも作動する衝突回避の支援機能、車間距離の制御機能を備えたクルーズコントロール、さらに2車線道路などで斜め後方からの車両接近を知らせる機能も備わる。

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内装をていねいに造り込み、安全装備はさまざまな危険に対処する

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ゴルフは内装の造りがていねい。初代から3代目が好みだったユーザーには、光沢のあるブラックのパネル、メッキの縁取りなどが派手に思えるが、地味な状態を保っていたら売れ行きが下がる。質実剛健といわれたゴルフも、質感を高める方向に発展した。

フロントシートはサイズに余裕があり、特に肩まわりのサポート性が優れている。腰の支え方も適切で、長距離移動も快適だ。ハイラインのシート生地にはアルカンターラが使われるが、伸縮性はコンフォートラインのファブリックが勝る。アルカンターラにはもう少し柔軟性を持たせたい。

リアシートは頭上に握りコブシ1つ少々の余裕がある。その代わり着座位置は低めで腰が落ち込む。しかも欧州車の特徴で座面の前方を大きく持ち上げた。身長170cm以上の乗員が座れば大腿部の支え方が適度に感じるが、小柄な乗員は大腿部を押された感覚になりやすい。座面やバックレストの仕上げも硬いから、さらに拘束感が増す。同乗者の着座姿勢を安定させる上では効果的でドイツ車らしいが、柔軟な日本車から代替えする時は注意したい。

身長170cmの大人4名が乗車した時のリア側の膝先空間は握りコブシ1つ半。狭めに思えるが、フロントシートの下に足が収まりやすく窮屈なかんじはあまりない。

装備では安全面が充実している。側方の車両を検知する機能はないが、前方の衝突回避の支援機能は備わる。車線を逸脱した時にハンドルの振動などで警報を発し、自動的にハンドルの修正操舵も行う。追突された時に自動的にブレーキを作動させ、対向車線に飛び出すのを防ぐ機能もある。

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リアシートの居住性も優れ、リラックスできる室内空間が特徴

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インパネのデザインは水平基調。メーターやスイッチの配置もライバル2車に比べて平凡だが、視認性や操作性は良い。メーターはシンプルで見やすく、エアコンのスイッチは比較的高い位置に装着されて扱いやすい。ATレバーの形状を含め、多くのユーザーにとって馴染みやすいだろう。細部までていねいに造り込んでいる。

フロントシートは座面が長く、バックレストも高い。肩まわりのサポート性も優れている。座面は体が適度に沈んだところでしっかりと支え、ゆったりした座り心地は車両全体のリラックス感覚にも通じている。

リアシートはライバル2車に比べて腰の落ち込みが少ない。座面も適度に柔軟だ。身長170cmの大人4名が乗車して、リアシートに座る同乗者の膝先空間は握りコブシ2つ少々。フロントシートの下に足が収まりやすく、リアシートも広くてリラックスできる。

装備については、試乗した1.6iには装着されていなかったものの、やはりアイサイトが注目される。2個のカメラを備え、その画像データを解析することで、車両だけでなく人や自転車を見分けることも可能だ。ミリ波レーダーや赤外線レーザーを使ったタイプは、基本的に反射する対象物でないと検知できないが、カメラ方式は視覚でとらえるから検知の幅も広い。高い速度域まで作動する高度な衝突回避の支援機能を成立させた。

4WDにも特徴がある。インプレッサスポーツが採用するのはアクティブトルクスプリット式。以前のマルチプレートトランスファから進化したが、前輪の空転を検知して後輪に駆動力を伝える方式ではない。前後輪の駆動力配分は60:40から50:50で、常に4輪駆動の状態で走る。

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内装・装備の総評

内装の造りには、各車の持ち味が表現されている。アクセラスポーツは文字どおりスポーツ指向が強い。メーターに立体感があり、フロントシートもサポート性を重視している。

この対極に位置するのがインプレッサスポーツだ。インパネは平凡なデザインだが、スイッチ類を比較的高い位置に配置して操作性が良い。シートの座り心地も柔軟で、特にリア側は3車種の中で最も快適だ。

ゴルフは走行速度の高いドイツ車の特徴を明確に打ち出した。シートの座り心地は全般的に硬い。とりわけリア側は座面の前方が大きく持ち上がり、同乗者は拘束された印象を受けやすい。その半面、姿勢が乱れにくくシートベルトの装着性も優れている。

日本車の考え方は、ドライバーは適度に緊張して同乗者はリラックスというものだが、ドイツ車のゴルフは違う。すべての乗員に正しい姿勢で座ることを求めている。

この3車のように考え方が明確な車種は、自ずから筋のとおった優れたクルマになる。読者諸兄が販売店で試乗する時も、外観を見て、シートに座り、さらに運転して「こういうクルマなのね」とコンセプトがつかめるか確かめて欲しい。

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