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3台比較 2013/1/3 00:00

フォレスター・アウトランダー・CX-5 徹底比較 -個性派ユーザー注目の新型SUVが出揃った!-(3/4)

フォレスター・アウトランダー・CX-5 徹底比較 -個性派ユーザー注目の新型SUVが出揃った!-

内装はオーソドックスだが上質、リアシートの座り心地が優れていることも特徴

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インパネのデザインはオーソドックスだが、細部まで上質に仕上げられた。注意したいのはカーナビ画面の配置。ライバル2車はメーターとほぼ同じ高さに備わるが、フォレスターは位置が少し低い。先代型はエアコン吹き出し口の上側にカーナビ画面を置いたが、現行型は配置を逆にした。そのために視線も少し下がる。

居住性は良好。前席は体が座面に少し沈んだあたりでしっかりと支え、バックレストは腰を包む形状。座り心地が優れ、運転中の着座姿勢も乱れにくい。

後席は現行型になって足元空間を広げた。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)を25mm伸ばした結果、前後席のヒップポイント間隔も17mm拡大したからだ。身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る同乗者の膝先空間は握りコブシ2つ半。数ある日本車の中でも広い部類に入る。シートのサイズにも余裕があり、座り心地は前席と同じく適度に柔軟だ。頭上には握りコブシ2つ分の余裕があり、SUVの後席としては快適に仕上げた。

試乗車はノーマルエンジンを搭載した2.0i-Sアイサイト(277.2万円)で、アイサイト・バージョン2を装着する。2つのカメラが前方を監視し、先行車に加えて歩行者や自転車も検知。衝突の危険が生じると警報を発し、衝突不可避の時には自動ブレーキも作動させる。対象物との速度差が時速30km以内なら衝突の回避も可能だ。車線を逸脱しそうになった時、警報する機能も備わる。

また、時速0~100kmの範囲で、車間距離を自動調節しながら追従走行できるクルーズコントロールも採用。ドライバーをペダル操作から解放してくれる。

このほか横滑り防止装置、18インチアルミホイール、運転席と助手席の電動調節機能、シートヒーターなども備わり、277.2万円の価格の割に装備の充実度は高い。

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内装は上質、荷室には3列目の補助席も備わりミニバン風の多人数乗車にも対応

三菱 アウトランダー三菱 アウトランダー

インパネ周辺の造り込みは、先代型に比べて上質になった。中央には光沢のあるブラックのパネルが備わり、メーターやカーナビ画面の視認性も良好。エアコンのスイッチは高い位置に装着され、操作性を向上させた。

前席はサイズを十分に確保。体が沈む印象は乏しいが、座り心地のボリューム感は損なっていない。バックレストの下側が適度に硬く、長距離移動でも疲労しにくい。

後席は体が前席以上に沈みにくく、座面の角度も水平に近いため、腰の収まりがいま一歩。座り心地もあまり良くない。スライド位置を後端に寄せれば、足元の空間はかなり広がる。身長170cmの大人4名が乗車して、膝先の空間は握りコブシ2つ少々と十分だ。

アウトランダーの特徴は、荷室に3列目の補助席が備わること。ただし、2列目のスライド位置が後端では大人は座れない。そこで2列目を前に寄せる。1列目の下側に十分な空間があるので、2列目に座る同乗者の足が収まりやすく、膝先空間を握りコブシ1つ分まで詰められた。

この状態であれば3列目にも身長170cmの大人が座れるが、床と座面の間隔が乏しいため、膝が大きく持ち上がる。頭上や膝先の空間もわずかだ。それでも片道30分程度の移動なら、7名の定員乗車も可能だろう。

試乗車は2.4リッターエンジンを積んだ4WDの24Gナビパッケージ(310万円)。e-アシストと呼ばれる安全装備も装着される。アイサイトに似た機能だが、ミリ波レーダーとカメラを併用。衝突の危険が迫ると警報を発し、衝突不可避時には自動的に制動。相対速度差が時速30km以下なら衝突の回避も可能だ。

車線の逸脱でも警報を発する。クルーズコントロールの機能も備わる。このほかメモリーナビ、リア&サイドビューモニター、18インチアルミホイールなどが付き、ほぼフル装備となる。

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スポーティに仕上げられたインパネデザイン、衝突回避の安全装備を低価格に設定

マツダ CX-5マツダ CX-5

外観と同様、内装もスポーティに仕上げられた。メーターは3連タイプで視認性が良い。ソフトパッドを多く使って質感も満足できる。前席は座面の奥行寸法を十分に確保。座り心地は柔軟で、バックレストは腰を包み込む形状。体をしっかりと支える。後席のサイズは平均的。体が座面に沈みにくく、角度も水平に近いために座り心地はいまひとつだ。サポート性も良いとはいえない。開発者も「後席の造りには妥協した面があり、改善は今後の課題」と言う。

それでもスペースは十分にあり、身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る同乗者の膝先空間は握りコブシ2つ分。前席の下に足が収まりやすく、足元空間は広い。座り心地が気にならなければファミリーカーとして使える。

試乗車はクリーンディーゼルターボを搭載したXDの4WD(279万円)。装備ではオプションのセーフティクルーズパッケージに注目したい。3つの装備が組み合わせられ、衝突回避の機能を持つのはスマート・シティ・ブレーキ・サポートだ。至近距離の検知が得意なレーザー(レーダーではない)センサーが前方を監視。時速4~30kmの速度域で衝突の危険を感知すると急制動の用意を行い、衝突不可避時には自動ブレーキも作動する。

リア・ビークル・モニタリング・システムも採用。時速30km以上で走行中、後方から接近する車両を検知すると、ドアミラーの鏡面に備わるインジケーターでドライバーに知らせ、気付かずに車線変更を開始すべくウインカーを作動させると警報を発する。車間距離制御の機能のないクルーズコントロールも装着した。

ライバル2車と違って高速域の前方監視は行わず、車間距離制御の可能なクルーズコントロールも付かないが、3点の装備をセットしてオプション価格は7万8750円と安い。

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内装・装備の総評

内装はそれぞれ個性があるが、いずれも質感は高い。旧来のSUVから連想する野生味、無骨さは感じられない。特にインパネは、写真を見る限りSUVであることを意識させず、乗用車感覚で仕上げられている。

前席は3車種とも快適だが、後席の座り心地には差が付く。フォレスターは柔軟に仕上げたが、ほかの2車種は座面のボリューム感が乏しく、座り心地はいま一歩。ただし、頭上や足元の空間は広く、4名乗車には十分に対応できる。アウトランダーは荷室に補助席を設け、短距離の移動なら多人数の乗車も可能だ。

装備については、3車種とも衝突の被害を軽減したり、未然に防ぐ機能を備える。CX-5は価格が安い半面、低速域の作動にとどまり、車間距離制御の可能なクルーズコントロールも備わらない。

なお、3車種のすべてにおいて、エクストレイルのような防水や溌水加工の施されたシートや荷室は設定されない。フォレスターは現行型になって悪路を走破するためのXモードも備えたので、荷室にもヘビーな使い方に対応できる工夫を凝らして欲しい。

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