フォード 新型 マスタング「50th YEARS EDITION」[2.3 エコブースト] 試乗レポート/森口将之(3/4)
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- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:和田清志
フレキシブルなエンジン特性はV6以上
伝統に則り2.3リッターの4気筒エンジンもスムーズ。最高出力は314ps、最大トルクは44.3㎏mと、2.3リッターとしてはかなりハイレベルだが、実際は自然吸気の大排気量のようにフレキシブルだ。先代に積まれていた3.7リッターV6をトルクのみならずパワーでも上回るだけあって、1660㎏のボディをかなりダイナミックに加速させてくれる。
もちろんそのときの音はV8とは違う。でもサラッとしていたV6と比べれば、加速時のグォーッという唸りはかなり野性的。個人的には1970〜80年代の国産4気筒スポーツモデルを思い出した。それでいて100㎞/hはDレンジで1800rpmぐらいだし、直進性は文句のつけようがないので、マスタングらしいゆったりクルージングも堪能できる。
[ワインディングの走りも、意外なほど・・・続きは次ページへ]
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