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試乗レポート 2013/5/12 00:00

フォード 新型クーガ 海外試乗レポート /大谷達也(1/2)

関連: フォード クーガ Text: 大谷 達也 Photo: フォード・ジャパン・リミテッド
フォード 新型クーガ 海外試乗レポート /大谷達也

熱烈に愛されるブランド

フォード 新型フォーカスフォード 新型フォーカス

一般にはあまり知られていないけれど、知っている人からは熱烈に愛されているブランドがいくつかある。

フォードも、そのひとつだ。

「いやいや、フォードくらい知ってますよ」とアナタは思うだろう。でも、その走りの実力が本当の意味で知られているとはとても思えない。

たとえば、先ごろ日本でも発売された3代目フォーカスは、フォルクスワーゲン・ゴルフがライバルのCセグメントハッチバックで、1998年に初代が発売されて以来、世界中で通算1000万台以上が生産されたメガヒット作。

昨年も「世界でもっとも売れた乗用車」がフォーカスだったと、ある調査会社が報告しているくらいだ。

実際に試乗してみると、どっしりと落ち着いた安定感が魅力のゴルフに対し、フォーカスは軽快なハンドリングと適度に引き締まった乗り心地をバランスよく実現していて、1度その良さを知ってしまうとなかなか離れられなくなる名作である。

ところが、日本で2005年に発売された2代目フォーカスは、フォード・ジャパンがアメリカ製フォードに重点を置く政策をとったため、2007年に販売を休止。おかげで、それ以前にフォーカスを購入したフォード・ファンの多くは「あれー、ウチのはちょっと古くなってきたけれど、フォーカス以外のクルマには乗る気になれない!」なんてジレンマに苦しんできたそうだ。

今年に入ってフォーカスの販売が再開されたのは、そういうファンの期待に応えたものだったとも聞く。

新型フォーカスのテクノロジーを用いて新たに仕立て直したモデルが、新型クーガ

フォード 新型クーガフォード 新型クーガ

その間、フォーカス不在の穴を埋める一翼を担ってきたのがSUVのクーガだった。

クルマ事情に詳しい方であればご存じのとおり、最近でこそワン・フォードといってグローバルレベルでクルマが開発されるようになっているものの、従来のフォード製品はアメリカ主導で作られたアメリカ・フォードと、