フィアット テクノロジー2011 潜入レポート/マリオ二等兵(3/3)

  • 筆者: マリオ 二等兵
  • カメラマン:高野博善
フィアット テクノロジー2011 潜入レポート/マリオ二等兵
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ツインエアの今後

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「ツインエア」エンジンは、わずか900ccの2気筒エンジンに採用したことでその真価を存分に発揮させることに成功した。

なんといってもエンジン本体がコンパクトで軽いことがエコカーとしては最高のメリットだが、従来の発想に囚われない搭載性により、様々な発展性の広がりが期待できる。ハイブリッド車への適合性も高い。

最大のネガである振動に対しては、多くの3気筒エンジンにも備わらないバランサーシャフトを採用することで対処した。実際に運転してみると、独自のビートを伴ったサウンドが耳に心地よく、内燃機関を回す楽しみや喜びが満喫できるファンなエンジンであることがわかるはずだ。

フリクションロスやポンピングロスが少ないので微低速粋でのレスポンスが鋭く、わずかなスロットル操作で分厚いトルク感が得られるのも心地よい。性能的には、現在の900ccのツインエアは、自然吸気の1400ccエンジンと同等の動力性能(85馬力)を発揮しながら燃料の消費は30%も少ないなど、スペック面でも申し分のないレベルを達成している。

実燃費でも、エコ運転を心がければリッターあたり20km以上を維持することも難しくない。 今年の秋から来年の春にかけては、自然吸気ガソリン式や105馬力のハイパワーのターボ版などの派生ユニットの発表も予定されている。さらには「マルチエア」による吸気量の直接制御に加え、ディーゼルエンジンで磨いた燃料噴射技術を加えた第二世代のツインエアや、天然ガス版やハイブリッド版も開発中とのこと。

今後の「ツインエア」シリーズの発展が楽しみである。

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筆者マリオ 二等兵
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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