東京モーターショーに8年ぶりの出展となるFCAジャパンは「東京モーターショー2015」で注目の「500X」を展示した。
かつての名車「NUOVA500」のデザインモチーフを昇華させたデザインで、日本でも大ヒットとなったフィアット500(チンクエチェント)のイメージそのままに使い勝手のよい5ドアボディを持つSUVとして登場した500X。SUVらしく2WDと4WDが用意されることもトピックだ。
500のファミリーフェイスを持つ車種としては500Lというミニバン(MPV)が存在するが、こちらは国内未導であった。展示されている500Xは「Pop Star Plus」と呼ばれるモデルで、日本では3グレードで展開される同車では中間に位置づけされる。
ベースの「Pop Star」に比べレザーシートや18インチのホイール&タイヤなどが装備される。エンジンはフィアット500でもおなじみの1.4ℓターボ。トランスミッションはFFモデルでは6速DCTと、4輪駆動モデルでは9速オートマチックとなる。
展示されるもう一台は、開放感の高いソフトトップを持ち人気の高い「フィアット500C 」グレードは2種類あるうちの上位版、「TwinAir Lounge」だ。
フィアット500が変わってるのは、ベースグレードの「1.2 Pop」が1.2リッターの直4エンジンを搭載するのに、上位グレードの「TwinAir Lounge」はエンジンが0.9リッターで、しかも2気筒となること。
ターボ付きで85psを誇り性能的に過不足はないが、パラパラ…という懐かしい2気筒エンジンのモデルの方が高いのは興味深い。
フィアットは今回、変わった場所に出展している。通常の展示はホール内なのだが、フィアットはこれまでだとイベント等が開催されてきた西ホールのアトリウムがその場所なのだ。
また、500XはSUVらしさを強調するために台の上に乗っているのだが、どうやって乗せたのかがフシギ。ぜひ現地で確認してみてほしい。
【お車の買い替えをご検討中の方へ】
メルセデス・ベンツ/AMG/スマート
フォルクスワーゲン
BMW/アルピナ
アウディ
ジャガー
ランドローバー
プジョー
シトロエン/DS
フィアット/アバルト
アルファロメオ
ジープ
ボルボ
ミニ
ポルシェ
ルノー