竹岡圭のドライブvol.34 2007年を幸せに過ごそう!初詣特集!(3/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.34 2007年を幸せに過ごそう!初詣特集!
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はつ花・箱根神社

さて、早朝からかなりの運動量だったので、すっかりお腹がグーグーモード。てなワケで、はつ花そば本店へ出かけることにしちゃいました。

ここで有名なのは、自然薯そば。水をいっさい使わずに、蕎麦粉と自然薯と卵だけで作る自然薯蕎麦は、時間が経っても伸びないので、お土産にも打ってつけなんだとか。

ちなみに、はつ花というお店の名前の由来は、ある物語からきているそうです。「箱根を舞台にした浄瑠璃のヒロイン初花夫婦は、仇討ちのため箱根山中に差し掛かった際、夫勝五郎が足腰の立たぬ重い病に掛かってしまう。初花は夜な夜な夫の眠るのを待って、向山の滝で身を清め、箱根権現へ病気回復仇討成就の願掛けに出かける。昼は裏街道をかき分けて自然薯を掘り集め、夫に勧めるという献身ぶり。おかげで病も治り、仇討ちも無事成功する」という物語なんですが、その貞女初花の名前にちなんでいるんですね。

とても初花さんのようなことはできそうにない私ですが、御蕎麦はとっても美味しかった~。お店のオススメのせいろ、貞女、山かけそばを注文して、スタッフのみんなと味見しながらいただいてみましたが、どれもすごくしっかりとした味わいなのに、のど越しもよくてスルスルッとあっという間にお腹に収まってしまいました。

味わい深い雰囲気のお店の中で、美味しい御蕎麦をいただいていると、なんだか正しい箱根詣をしている気分になるから不思議ですよね。

すっかり腹ごしらえもできたところで、お次は箱根神社へ参ります。実はここ、前からすっごく気になっている神社だったんです。なんでも交通安全にメチャクチャご利益があると、自動車業界では有名なもんですから。

箱根神社の説明をしますと、757年に万巻上人がこの地に祭ったのが始まりだとか。鎌倉時代から源頼朝による庇護や、多くの関東の武将達からの信仰を受けてきたそうで由緒正しい神社です。

箱根神社も石段はありますが、最乗寺に比べればカワイイもの。あっという間に最上階まで到着です。実はココ、お隣に九頭龍神社もあったりするので、もちろん両方にお参り。最乗寺とは違い、この二つは神社なのでパーンと拍手を打とうとしたものの、イザとなると拍手ってなかなかイイ音が出ないものなんですよね~。 なんだかご本尊さまも肩透かしを食らったに違いない、スカッとした情けないお参りになってしまいました。まぁ、格好より気持ちが大事ってことで…。

気を取り直して、九頭龍神社でお水汲み。

ここのお水を持って帰って、おうちへ持って帰ってお祭りするのがよいそうですが、バッチリと龍の絵が入ったペットボトルが販売されているところが、まぁなんともイマドキらしいですよね。

そんなことをワイワイやりながら駐車場へ戻ってきてふと横を見ると、誘惑が手をこまねいているではないですか。神聖な気持ちになった途端コレですから、ちょっと後ろめたい気もしたけれど、山神社や山寺は寒いし…ってな言い訳を自分にしてみたりして、ええいと暖簾をくぐってみました。

そう、箱根神社の駐車場には甘味屋さんがあるんですよ。しかも、私の大好きなお餅が用意されていたりするんです。

おろし、黄粉、餡子、ゴマ、みたらし…うう~ん全部食べたいっ!っていう私のような欲張りさんにピッタリな、全部が入ったセットもアリ!オマケにこれまた私の大好物ソフトクリームを使った九頭龍パフェなるものもありと、もう大誘惑状態。もちろん、誘惑に弱い私は、スタッフの協力も得て全部味見してみちゃいましたけど~。ここのお餅は翌朝くらいまでは固くならないそうなので、お土産にもピッタリです。

甘酒までいただいちゃって、心も体も温まりました。お次は報徳二宮神社へ向かいます。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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