竹岡圭のドライブvol.11 パウダースノーを満喫!スキー初滑りの旅!(2/6)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:原田淳
スタッドレスは強い味方
お次はタイヤなんですねぇ。だって、雪といえばスタッドレスなんだもん!というわけで、ヨコハマタイヤのアイスガードを装着してお出掛けすることに致しました。アイスガードはパチンと弾けてジュッと吸うでお馴染みの吸水バルーン+吸水カーボンで、水の膜を吸い付くせっ!っていうのがコンセプト。雪道でいちばん怖いのがアイスバーンですからね。
アイスバーン(氷)の上に乗るとなぜ滑ってしまうのかといいますと、クルマが氷の上を通ると、クルマの質量と、タイヤの摩擦熱により瞬間的に氷が溶けますよね。なので、氷の上に水の膜が出来てしまう。その水膜によっていわゆるひとつのハイドロプレーニング現象が起きるために、滑ってしまうというワケなんです。「乾いた氷は滑らない」と織田裕二さんも言ってますけど、まさにその通りなので、この水の膜を吸って吐き出してしまおうという仕組みなんですね。
さらにはもちろん、ブレーキング時など大きな荷重が掛かってもブロックの倒れこみを抑制し、接地面をしっかり確保することで路面とのグリップを向上する立体的なピラミッドサイプや、装着初期の氷上性能を向上させるため、トレッド面に細かいスリットを斜めに配置したマイクログルーブなど、パターンの上でも最新鋭の配慮がなされているので、氷盤路、圧雪路、深雪路などなど、刻々と変わる路面の状況に対処してくれる、心強い味方というわけなんです。
というわけで、足元のほうはなんの心配もなさそうなんで、お次はクルマですよね。やっぱりスキーとなるとワイワイとミニバン?とも考えたんですが、それも当たり前っぽいのでひとヒネリ。雪道だからって、特別なクルマじゃなくてもいいじゃない?いつも乗ってる、普段使いのコンパクトカーでお出掛けしてみたらどうだろうか・・・、と思いたちまして、コンパクトカー人気ナンバーワンのフィットでお出掛けすることにしてみました。ちなみに今回も、より実情に基づいたマイナーチェンジ前モデル。そう、雪道未体験の女の子でも、私がスイスイ~ッとフィットで行けるのならば、ちょっとは参考になるんじゃないかな?なんて思ってみたりしたワケであります。
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