竹岡圭のドライブvol.23 オープンカー→オシャレ→海→横浜(2/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.23 オープンカー→オシャレ→海→横浜
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目的地が決まってない今回、どこへ足を向けようかな…。と、私の頭に浮かんできたのは「オープンカー→オシャレ→海→横浜」でした。あぁ…。想像力が貧困?ってごめんなさいね、単純で。だって、ワインディングじゃなかったら、やっぱりオープンカーは海でしょ?

そして、私が海と聞いて浮かぶのは湘南の海なんですよねぇ。実は学生時代、ちょこっとだけ逗子ウィンドサーフィンスクールに通ってたことがあったりして、海といえば千葉より湘南だったんですね。

でも、朝もはよから、いきなり海をひとりで見に行くってのも、なんか淋しくない?ってことで、横浜から回っていこうと思い立ったワケ。それにね、東京出身の私にとっては、横浜ってちょっと足を伸ばして遊びに行くところだったんですよ。子供の頃は、お友達と意を決して東横線に乗り込んで、冒険するかのごとく横浜に出かけたもんです。

でも、最近の横浜って変わっちゃったんですよねぇ。子供の頃は確か東横線の桜木町で降りたところがいちばん拓けてたような気がするんですけど、いまや注目のスポットは「みなとみらい」でしょう。

というワケで、いちばん最近の横浜らしいところを求めて、みなとみらいICで下車して、まずはその辺りをブラブラと走り回ってみることにしました。ウロウロしてるとやっぱり目立つのが観覧車!この周りを拠点にして、クルマをちょっと停めてお散歩してみることにしました。

観覧車は以前お仕事で乗ったことがあるし~(寂しい)、ひとりで乗るのはもっと淋しいのでやめまして、ナビオス横浜側から日本丸側へお散歩。と、ここに汽車道というのを発見!

昔は貨物線が走っていたらしく、現在残されているのは、かつての新港埠頭の物資輸送に使われた臨港鉄道の遺構を保存したものなんだとか。というワケで、実際、路面にはそのレールの跡が残されているんです。前にもこの場所って来たことがあるんだけど、てっきり、1989年の横浜博覧会のために整備されたものだと思い込んでおりました。そんな由緒正しい歴史があるものだったんですね~。ちなみに駅のホームは、赤レンガ倉庫の裏手に残されているそうですよ。そして、汽車道に架かっている三つの橋もこれまた貴重なものなんですって。「港一号橋梁」、「港二号橋梁」は、どちらも1907年(明治40年)に、アメリカン・ブリッジ・カンパニーで製作され、1909年(明治42年)に架設された100フィートの複線トラス橋なんですって。重量機関車の出現により、それまでのイギリス式トラス橋に代わった、アメリカ系トラス橋の代表的なものなんだとか。な~んて立て札が立っていたので、初めて知ったんですけど、じゃぁこれって実際使われてたものってこと?それぞれ横浜市の歴史的建造物に認定されているだけのことはありますね~。

ちなみにもうひとつ「港三号橋梁」は、元々夕張川橋梁であったものが、大岡川橋梁の一部として使われ、そして現在汽車道の一部として移設されたものだとか。

そんな歴史的建造橋の上で、空を仰ぎ見れば、ランドマークタワーやらインターコンチネンタルホテルやら、クイーンズスクエア横浜などの、近代的建造物がそびえ立っているワケで、古きよき時代のものと、新しいものとが混在している横浜という街は、独特な雰囲気を醸し出しているんですよね。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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