竹岡圭のドライブvol.24 竹岡圭的、平日の過ごし方(2/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.24 竹岡圭的、平日の過ごし方
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表参道ヒルズに行ってきました!

特に表参道ヒルズには思い入れがあるんですよ。実は私、小学校1年生の途中まで、南青山に生まれ住んでいたんですね。と言うと、お嬢様?だと思い込む方がいらっしゃって困るんですけれど、実は当時父が勤めていた会社の社宅が、たまたま南青山だったんです。なので、表参道は私の遊び場。ザッと四半世紀近くは前のことですから、表参道とはいえ現在みたいに栄えていることはなくて、日曜日に歩行者天国になったりした時には、三輪車で走り回ったりすることができたんですね。高級ブティックなどが立ち並ぶ今では考えられないですけど、その頃はそれが普通の光景でした。

たまたま旧同潤会青山アパートにはお友達は住んでいなかったけれど、あのツタの絡まるアパートの前を三輪車で疾走したのはよく覚えています。だから、取り壊されるって聞いたときはちょっとショックだったし、どんな建物に、街並みになっちゃうのか、工事中はちょっと不安だったりもしたんだけれど、安藤忠雄氏の建築によって、ステキに生まれ変わってひと安心。

ケヤキ並木の高さをこえないようにと、低層にしたというこだわりが、街並みを壊さずに上手にマッチしています。低層にこだわるために、地下を利用したとのことですが、その地下の深さはナント31.4mもあるんですって。

建物の中もすごくユニークで、真ん中にドーンとすごく大きな階段はあるものの、すべての階がスロープでつながっています。そのスロープの長さは700m。勾配を3度として、表参道の坂道を再現したとか。 コンクリート打ちっぱなしで、光を巧みに取り込むという安藤建築の特徴を生かしながら、見た目も中身も暖かみのある建物に仕上がっているといった感じです。

坂の上の方、つまり向かって右手には、旧同潤会青山アパートの一部も再現されています。 実際に旧同潤会青山アパートに使われていた花壇の石や、階段の支柱や窓枠などそのまま使い、さらに蔦も植えられて、近い将来には旧同潤会青山アパートの雰囲気が再び蘇る予定だとか。

そうやって、時とともに育っていく建物って、魅力的ですよね。ちなみにここはギャラリーやショップとして使われるそうなので、今度興味深い展示が催されたときには、是非とも行ってみよう!と心に決めたのでした。

さて、周りをグルリと探検したものの、オープンにはまだ時間がある。あまりに気合を入れすぎたために、早く着きすぎてしまったんですよね。というワケで、朝8時~営業している表参道茶寮でお茶することにしました。

ここのオススメは、ウインナーコーヒー。一番下はザラメが入っていて、真ん中にコーヒー、上はホイップクリームが浮かんでいるので、そのままかき回さずに飲むと、飲み進むうちにいろんな味が楽しめるっていう、美味しい上に楽しい飲み物なんですよね。一緒にクロワッサン風デニッシュのダマンドもいただくことにしちゃいました。腹が減っては戦はできぬと言いますからね~。

いろんな味があったけれど、プレーンダマンドをチョイス。好みに合わせてホイップクリームと一緒にいただくと、う~ん幸せ。ホイップクリーム大好きな私には、毒そのものですけどね…。

な~んてのんびりしていたら、11時のオープンの約30分くらい前から、あれよあれよという間に人が集まりだして、入り口は大行列!いやはやニュースポット恐るべし。交通の便がいいこともあって、平日だっていうのに、ホントに大人気なんですね~。

一歩遅れてその列に加わり、やっとの思いで入店。さてさて、どんなお店が入っているのかしらね~、なんてウィンドウショッピングを楽しみつつ、思わず吸い込まれてしまったのが、「キョウショウ オモテサンドウ」。私のことをある程度ご存知の方は「アラアラアラ…」っ感じだと思いますが、ここはあのR/Cモデルやダイキャストモデルの「Kyosho」さんのお店です。

モデルカーももちろん販売しているんですが、ナントッ!R/Cモデルのサーキットとサーキットバーも設けられていて、大人が童心に帰って遊べるスポットになってるんですよ!私はR/Cもモデルカー収集ばかりで、実際に走らすのは超がつくほどヘタクソなんですが、サーキットと聞くとなんだか血が騒いじゃったりして。

せっかくなのでちょっとトライしてみることにしました。ショップのスタッフに教えていただきながら、走らせてはみたものの、う~む。一周するのがまず大変。思ったよりもステアリングが切れるので、微妙なコントロールが要求されるんですよね~。

元来大雑把にできてる私の場合、この微妙というのが難しくって…。あっちにゴツン。こっちにガツンと行きながら、なんとか一周走らせられるようになりました。こ~なると楽しくなってきちゃうんですよね~。

ショップスタッフを相手に格闘したものの、箸にも棒にも引っ掛からないお話にならない状態。また出直してきますね~。

そして、もちろんココではお買い物。何を買ったかは内緒ですが、オープン記念として、ある程度の額以上お買い上げの方には、スペシャルプレゼントもあるそうなので(ちなみに今はスペシャルNSXですよ!)、R/Cカー、モデルカー好きの方は、是非とも足を運んでみてくださいね~。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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