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ドライブ 2006/5/31 19:08

竹岡圭のドライブvol.27 雨でも楽しめる小田原(3/4)

関連: ボルボ V70 Text: 竹岡 圭 Photo: 原田淳
竹岡圭のドライブvol.27 雨でも楽しめる小田原

かまぼこ博物館

かまぼこの歴史から始まり、昔のかまぼこのレプリカやかまぼこの板絵ギャラリー、全国名産かまぼこ地図、かまぼこなんでも情報など、かまぼこについてのさまざまなことが、子供にもわかりやすく展示されています。中には、ご成婚の際、皇后様に献上されたかまぼこのレプリカなんかもあったりして、全部見れば、かまぼこ博士になれること間違いナシです。

さて、中でもお楽しみなのは、かまぼこ手作り体験教室。お一人様1,575円(税込)で、かまぼことちくわの手作り体験ができるんです。もちろんお持ち帰り可ですから、結構お得なアトラクションと言えます。

ここでは、魚を三枚に下ろし→身を取り→水で晒し→絞り→石臼でねり→裏ごし、まではやってもらったかまぼこの元を「練って→板につけて→蒸して→冷ます」までを体験させてもらえるというコースになっています。

かまぼこの元ってタラだとばかり思っていたら、小田原では主にグチ(別名イシモチ)を使うそう。1本のかまぼこに対して、5~6匹のグチが必要なんだそうです。小田原でかまぼこが有名になったのは、最適な水(カルシウムやマグネシウムを適度に含み、鉄分や銅分が少ない硬水)と魚に恵まれていたからだとか。そもそもかまぼこって、冷蔵庫のない時代獲れすぎた魚の保存利用として始められた調理法なんですって。1000年以上も前に始められた調理法で、最初はすり潰した魚肉を、棒に巻いたり鉾の先につけて焼いていたんだとか。その形が植物の蒲の穂によく似ていたところから「がまのほ」と呼ばれていたのが、いつしか蒲と鉾がくっついて「がまほこ」となり、やがて「かまぼこ」になったんだそう。

さらに。板に付けるようになったのは、安土・桃山時代なんだとか。フシのないモミやシラベといった木が使われることが多いそうですが、なんでも蒸したり冷やしたりしたときに出る、かまぼこの余分な水分を吸ってくれるので、防腐効果があるんですって。

さてと、ウンチクを並べている間に、私のほうはすり身を板につける作業に取り掛かる段になりました。これが意外と難しい。板に付くには付くんですけど、なかなかお店で売ってるようなキレイな形にならないんですよね。まぁ、一人前のかまぼこ職人になるには、なんと20年もかかるそうなので、見た目より味で勝負することにしましょう(とは言っても、すり身は私が作るワケじゃないので、味はすでにお墨付きなんですけどね)。

なんとかかまぼこの板つけが終わり、蒸しあがり冷却されて完成までには、