静岡トヨタ こんなディーラー見たことない!「ディーラーへ行こう」vol.4(2/2)

  • 筆者: 吉澤 憲治
  • カメラマン:オートックワン編集部
静岡トヨタ こんなディーラー見たことない!「ディーラーへ行こう」vol.4
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ここはママにも優しいカーディーラー

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実は沼津店では、チャイルドシートが装着された新型ポルテの試乗車が用意されている。つまり母子が安心してゆっくり試乗ができるという、なんとも優しいサービスも展開中だ。まさに“サービスの灯台下暗し”。きっとディーラーへこういったサービスを求めている方も多いのではなかろうか。

確かにチャイルドシート装着済の試乗車とは、筆者もなかなか出会ったケースがない。なければないで自前のチャイルドシートを載せ換えればよいのだが、万が一、母親一人では、これも手間となる。

少しでもお客様の負担を軽減しようとスタッフから出されたアイデアらしいのだが、心底素晴らしいの一言だ。

「やはり一番はお客様にとって居心地の良いお店作りを心がけております。お客様の中には、クルマを購入するということに、安全性や維持費のことなど、色々と不安も感じていらっしゃる方も多いです。ですが、何かあれば気軽にディーラーへ足を運んでいただけるよう、我々はお客様へ安心感やカーライフの楽しさをお届けできる場所を提供していきたいと考えております。」

こう述べるのは沼津店の佐々木宏行店長だ。なんとも頼もしいお言葉。おまけに男前のルックスとくれば、さぞやファンも多いはず。筆者も器の大きな男になりたいものだ。

超難関ライセンス“ハイブリッドマスター”とは!?

ディーラーへ行こう!静岡トヨタ編

さて、そんな佐々木店長の自慢が、冒頭でも紹介したハイブリッドのエキスパートこと、その名も“ハイブリッドマスター”だ。

現在、静岡トヨタは県内にトヨタ店を33店舗、レクサス店を2店舗運営しているが、これらのうちピットを併設している店舗(中古車店舗も含む)に、ハイブリッドマスターを一店舗一人の割合で常駐させているという。

ちなみに全国では“ハイブリッドスペシャリスト”と呼ぶところもあるようだが、あくまでこういったエキスパートを配置した取り組みは静岡トヨタが元祖だ。

実はこのハイブリッドマスターとは、そう簡単に誰もが名乗れるものではない。

ディーラーへ行こう!静岡トヨタ編

8年以上のメカニック経験と、超難関と呼声の高い「トヨタ検定1級」、さらにはハイブリッドシステム講習を終了した者のみが取得できるという特別なライセンスだ。これぞまさに技術精鋭部隊。

トヨタ店は、プリウスを初代から扱った販売店。

つまり、特殊な技術を要するハイブリッドカーをメンテナンスする上で、メカニックには専門知識と技術、そして判断力を身に付けさせようという、メーカーの当初からの構想をもとに、トヨタ自動車と静岡トヨタがタイアップして2009年に作り上げた制度だ。

静岡トヨタでは、和田店(浜松市)、長沼店(静岡市)、磐田店(磐田市)そしてここ沼津店の4店舗を旗艦店舗として位置づけており、そこには“ハイブリッドステーション”と呼ばれる専用テクニカルピットが併設されている。今後普及するであろうPHV(プラグイン・ハイブリッド)用の充電器“Gステーション”をはじめ、専用ストール、専用工具を完備するなど、ハイブリッドに関するあらゆるノウハウを詰め込んだハイブリッドマスターが、常時応対してくれるという、なんとも心強いサービス体制を布いているのだ。

このほかにも、ハイブリッドカーを購入された方への納車式では、ハイブリッドマスター自らがお客様へメカニズムの説明を行うほか、“ハイブリッド・ラボ”といった子供達へ向けたイベント教室を開催するなど、沼津店ではハイブリッドステーションの顔として、じつに精力的な活動も行っている。

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ヒントとは意外と身近なところに転がっているもの

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ディーラーにも関わらず、500円という安価で撥水洗車サービスも実施中という沼津店。こちらも大変好評な様子。洗車=ガソリンスタンドという一般的なイメージを逆手にとって、お客様の来店を促す施策も見事だ。確かにこういったちょっとしたサービスが、お客様にとっても購入のきっかけとなるのだろう。

佐々木店長は、エコカー補助金は短期的なもの。そればかりに頼っていては、お客様との信頼関係は築いていけない。我々は、今後もさまざまな企画を展開し、多くのお客様に足を運んでもらえるよう努力してきたいと話す。

エコカー補助金が終了した今、多種多様のサービス施策を打ち出す全国の販社の中で、ここ静岡トヨタの“地域に根ざし”、その先にある“お客様のカーライフに希望を与える”、常に新しい取り組みの数々は、「B to C」の関係活性化の大きな原動力として、今後の自動車販売にも期待が持てる。

日本のハイブリッドカームーブメントを引き起こしたトヨタ店の日々の努力からは、“ヒントとは意外と身近なところに転がっているものなのだ”と、改めて教えられた気がした。

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筆者吉澤 憲治
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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