「ディーラーへ行こう」vol.1 ネッツトヨタ南国編 こんなディーラー見たことない!(1/2)

  • 筆者:
  • カメラマン:オートックワン編集部
「ディーラーへ行こう」vol.1 ネッツトヨタ南国編 こんなディーラー見たことない!
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これぞカーディーラーの新スタイル ネッツトヨタ南国はこんなにごっつうぞ!!

「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国

みなさんは、ネッツトヨタ南国という、この時代にクルマが売れに売れているという、一風変わったカーディーラーをご存知だろうか。

これまで数々のマスメディアに取り上げられ、その独特なサービス内容は、ここでしか見られない“名物”といって過言ではない。

無論、同業他社をはじめ、多くの顧客の目も釘付けにする、その奇想天外な神業的サービス手法とは一体どういったものなのだろうか。

ここから先は、一瞬たりとて目を離してはならない・・・

オートックワン編集部は、穏やかな春の日差しが降り注ぐ4月の高知県へと飛んだ。

土佐の国で見た、カーディーラーの新しいカタチ

「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国

高知龍馬空港から車で30分ほどの、ここは高知県高知市。地方都市に多く見かける路面電車が風情を醸し出し、県庁所在地の街ながら「四国時間」ともいうべき、のんびりとした時間が流れる。

今回のお目当てとなるネッツトヨタ南国は、そんな高知市の比較的にぎやかな幹線道路沿いに拠点を構える。一見すると、全国どこにでも見られる普通のロードサイド型店舗だ。

クルマのウィンカーを左に出し、敷地内に入った瞬間、我々はここが今まで接してきたカーディーラーとは違うことを目の当たりにした。

「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国

黄緑の鮮やかな色の制服を着た女性スタッフが、満面な笑顔で我々のもとへと駆け寄ってきた。「こんにちは。ようこそネッツトヨタ南国へお越しくださいました!本日は・・・」

一糸乱れぬ笑顔と、明るい声で我々を出迎えてくれる。 早速、取材で来たことを告げると、「オートックワン様、お待ちしておりました!お車はこちらでお預かりいたします。店内へどうぞ!」

そう、この時点がすでに違うのだ。見事なまでのスピーディで清清しい応対。聞けば、「来店されたお客様を、お待たせするのは大変申し訳がない事ですので、出来るだけすぐに応対が出来る様、努力しています」というのだ。

しかも、過去に1回でも来店した人のクルマであれば、そのナンバーを登録し、 次回来店のときからは、「こんにちは○○様!ご来店ありがとうございます。本日はお車の点検ですね!」というように、スタッフの方から先に問いかけるという、お客様の用件を把握する徹底対応が行われているのだ。これは間違いなく気持ちがいい。いきなり常連感が味わえるではないか。

「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国

そして店内へ入れば、そこはもはやカーディーラーの装いではない。 まず驚くのが、とてつもなく広い店内。たくさんの商談テーブルが置かれ、週末には多くの人で賑わうことを容易に想像させてくれるほどのスペースが広がる。

杉の木でできた床や、一面に組み積まれた石の壁、やさしい光を放つ無数の裸電球が天井からぶら下がり、大きなガラス窓から差し込む外の陽とともに、どこかホッとさせてくれるカフェテラスのようなくつろぎ感が漂う。

ピットはショールームに隣接しており、大きなガラス窓からは作業風景が一目瞭然だ。

「週末になると、お子さん達がリフトに乗せられる車を興味津々に見つめながら、整備スタッフを一生懸命目で追う姿が見られます。その光景がとてもほほえましくて、私たちもそんな姿を見るのが楽しみなんです。」と、我々を案内してくれた女性スタッフの三谷さんは話す。

このディーラーに「退屈」の二文字は存在しない!

「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国「ディーラーへ行こう!」ネッツトヨタ南国

さて、ここのショールームはただ広いだけではない。ショールーム全体に統一感を持たせ、お客様へ居心地の良い空間を提供できるよう、容赦のない力の入れようが伺える。 クルマ以外の豊富な情報雑誌はもちろんのこと、無数に並べられたミニカーのショーケースや、気軽にインターネットが楽しめるようにとパソコンも備えているなど、この店にいる以上「退屈」という言葉は思い浮かばない。

と、ここでおかしなことに気付く。それは広いショールームにクルマがポツリと一台だけしか展示されていないことだ。

早速、女性スタッフの森岡さんと橋田さんにお話を伺った。 「いつもは一台も展示していないんですよ」と。 なんと、ディーラーでありながら通常はクルマを展示していないというのだ。 我々が伺った日は特例とのことで86が展示されていたが、他のディ-ラーではまず考えられないことだろう。

理由を聞けば、「ディーラーへ来た=さっそく車の商談」というイメージをお客様へ与えたくないという考えから考案されたスタイルなのだという。

「数あるディーラーの中から、当店をお選びいただいて、わざわざお越しいただいたのですから、まずはクルマのことを考えずにごゆっくりおくつろぎいただきたい」と話す。その代わり、試乗車はネッツ店で販売する車種はオールラインナップで取り揃えるという徹底振り。車種によっては色違いまでも用意しているというからさらに驚きだ。

「特に女性はカラーリングの違いだけで、そのクルマへのイメージが変わる。つまり良くも悪くも気分が変わって、しっかりとそのクルマのことを検討してくれるのです。」と、話すのは、ネッツトヨタ南国の前田社長。女性の心を見抜いている。さすがだ。筆者も見習いたい。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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