ダイハツ「ハイゼットキャディー」はウェイクの販売不振が生み出した軽商用車の隙間商品?【新型車解説】(1/3)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:ダイハツ工業株式会社
後席を取り払い、床面をフラットに
興味深いのは、後席を装着しない2シーターの2人乗りになることだ。4人乗りが欲しいなら乗用車のウェイクを買えば良いわけで、ハイゼットキャディーを2人乗りにしたのは納得できる。
基本的にはウェイクの後席を取り去ったクルマだが、2シーター化に伴って荷室部分の床面形状を少し変えた。車内中央の床下にスペアタイヤを設置して、床面をフラットに仕上げている。
ちなみにウェイクはスペアタイヤを備えず、パンク修理キットを装着した。車内中央の段差は、後席を使う時は乗員の足元空間になり、畳んだ時は後席が収まるスペースになる。
しかしハイゼットキャディーは後席がないから、スペアタイヤを設置して埋めたわけだ。それでもデッキボードをはすずことで、アンダートランクとしても使える。荷室の最後部にもアンダートランクを配置した。
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