ダイハツ タントエグゼ グレード比較(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:ダイハツ工業株式会社
タントエグゼ カスタム系モデル
フォグランプを内蔵した大型エアロバンパーやリヤスポイラー、アルミホイールなどを装着したスタイリッシュな外観を持つカスタム系のモデルは、2WD車がRS/G/Xの3グレード、4WD車はRSとSの2グレードが設定されている。
タントエグゼカスタム RS
タントエグゼの最上級グレードとなるのがターボエンジンを搭載した「RS」。47kW/103N・mのパワー&トルクは十分なもので、ハイト系であるためにやや重いタントエグゼのボディに対しても余裕のある走りを示す。
RSだけに装備されるのは、専用のシート表皮、MOMO製の本革巻きステアリングホイール、6スピーカー(オーディオレス)など。ターボ仕様のエンジンを搭載するため、専用シャシーが用意されており、15インチアルミホイール、フロントスタビライザーなども標準。フロントベンチレーテッドディスクブレーキは、RSのほか4WD車のSにも標準で用意されている。
パワフルなエンジンを搭載するだけに、価格も2WD車で157万円(4WD車は169.1万円)に達するが、価格に見合う魅力を備えたのがRSだ。
タントエグゼカスタム G/X
「G」以下に搭載されるのは自然吸気のDOHCエンジンで、こちらは43kW/65N・mの実力。トルクはともかく、パワー差はRSと比べても僅かで、自然吸気エンジンでも良く走る。
エンジン以外での装備の違いは、シート表皮/ウレタン製ステアリングホイール/スピーカー数/14インチアルミホイールなど。価格はRSと比べて15万円安い142万円で、装備の違いよりもエンジンの違い自体が価格に影響している。
「X」はGに対して、細かな装備が省略されている。センターアームレスト/グローブボックスランプ/フロアイルミネーション/照明付きバニティミラー/アジャスタブルパックなどが装備されておらず、これによって7万円安い135万円となる。
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