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デザイナーズルーム 2013/12/20 18:05

【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「タント」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業 デザイン部 長井浩二(3/5)

関連: ダイハツ タント Text: 森口 将之 Photo: オートックワン編集部
【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「タント」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業 デザイン部 長井浩二

樹脂パーツの多用化でデザインアプローチも変化

【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「タント」デザイナーインタビュー

AO:新型タントはアウターパネルに樹脂パーツを多用したことも特徴ですが、デザインを進めるうえで影響はありましたか。

N:デザインの自由度が高まりました。特にリアゲートは樹脂化することで、いままではルーフあるいはリアゲートに装着していたスポイラーを一体成形にできました。これによって段差をなくし、空力特性をさらに高めることが可能になりました。ライセンスプレート周辺のシャープな造形も樹脂化のおかげです。ただ、これはエンジニアリングの領域ですが、塗装の色合わせや膨張率の違いを考慮して設計するのに神経を遣いました。

AO:ランプ類はLEDを多用していますね。

N:デザインと燃費の2つの意見が折り合って採用につながりました。従来の電球と比べて光り方を自由にデザインできるのがLEDのメリットであり、消費電力が減るのでオルタネーターを回す機会が抑えられ、燃費も伸びます。

標準車のタントはリアだけですが、カスタムではフロントにも使っています。コストは掛かりますが、台数が出るクルマですし、コストがかかっても先進性やゴージャス感を出したいという気持ちがありました。

「箱」デザインの難しさ

【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「タント」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業 デザイン部 長井浩二

AO:タントのような箱型ボディのデザインは難しいのでしょうか。

N:難しいと思います。

軽自動車は枠が決まっているので、単純に箱型にすると、商用車に見えてしまいます。それを乗用車に見せるための表現が難しいのです。

とくに軽自動車は横方向の断面が取れないのがネックですが、乗用車ですから優しさも込めなければいけません。そこでドアの断面、四隅の角の回し込み方、ウインドーグラフィックなどに、いろいろな工夫を込めています。

クレイモデルの技術も大事になってきます。ただタントに関しては、背を高く見せたいという気持ちもあるので、スポーティにしたいという考えはもともとありませんでした。

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