THE NEXTALK ~次の世界へ~ ダイハツ工業 エグゼクティブチーフエンジニア上田 亨 インタビュー(3/5)

THE NEXTALK ~次の世界へ~ ダイハツ工業 エグゼクティブチーフエンジニア上田 亨 インタビュー
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賢い選択と胸を張れる軽自動車

ミライースは、ガソリンエンジンだけで1リッターあたり30.0kmを実現した“燃費性能”と“低価格”が独り歩きしているが、ミライースの魅力や価値は、それだけなのか?

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【上田亨】私がミライースで提案したかったのは「賢い選択」です。クルマ各部の機能の素の姿、あるべき姿を、ベーシックなところで実現させたことが、ミライースの大きなポイントです。ですから、開発では各部品をいかにシンプルに作りながら、それぞれの機能の素質をナンバー1にする!ということを狙いとしました。

基本構造を簡素化させることで、さらにそこへ付加価値を加えていくことができます。安かろう悪かろうでは話になりません。発売後のお客様の声を聞くと、商品への満足だけでなく、ミライースというクルマのあり方に共感し、語ってくださる方が多いのです。

端的な一例をあげれば「このクルマだったら軽自動車に乗っていても恥ずかしくない」とおっしゃるお客様がいらっしゃいました。軽自動車そのものが恥ずかしい存在だというのではないのでしょうけれども、それまで大きなクルマに乗ってこられた方から、そんなご意見を戴いたのです。まさにそこは、その人の感性やライフスタイルをあらわしていて、ミライースに乗ることが時代を反映し、私は賢い選択をしたという自己表現になっているのです。

上田亨は、学生時代に運転免許証を取るとラリー競技に熱中した。また入社後も、モータースポーツを続けてきた経緯がある。上田の求めるクルマの走りとは?どんな姿なのか。それが、ミライースにも反映されているのか?

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【上田亨】競技に参加した経験からという直接的な関係ではないかもしれませんが、私が入社以来、自然な流れとして常に考えてきたことは、「安全」です。それも、走行安全性についてです。

ミライースでも、軽自動車でありながら敢えて全車に14インチサイズのタイヤを標準装着としたのは、燃費と操縦安定性と乗り心地の3つを、同時に成り立たせるためでした。そのためには、あえてコストアップとなる大径タイヤの採用を決断しました。

かつて私は、ダイハツで初となる軽自動車用のVSC(Vehicle Stability Control system/操縦安定性制御:筆者注)の開発に携わりました。VSCが、身を守る装備であるだけでなく、運転しているときの安心感を与える装備だからです。そして、ミライースでも上級グレード(G、Gf)に標準装備しました。VSCの開発過程で、一般道を走行した際に、いかに安心できるかを実感したからです。

また、ミライースの走りで大事にしたのは、街乗りで気持ちよく、軽快に走れることです。実は開発過程では「燃費がよいクルマは、走りが悪いのではないか?」と、言われたことがあります。しかし実際にミライースに試乗していただくと、開口一番「軽快だね!」とコメントを戴きます。燃費のための軽量化が、走りの気持ちよさにもつながっているのです。

実際ミライースを試乗して、まず実感したことは、クルマとしての素性の良さだ。軽いことがいかにクルマの走りを生き生きさせるか、また、14インチの大径タイヤが踏ん張ることで、カーブやブレーキでも確かな手ごたえで安心させるクルマに仕上がっている。

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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