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デザイナーズルーム 2014/7/25 12:26

【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「コペン」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業株式会社 デザイン部 チーフデザイナー 和田 広文(3/5)

関連: ダイハツ コペン Text: 森口 将之 Photo: オートックワン編集部・ダイハツ工業
【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「コペン」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業株式会社 デザイン部 チーフデザイナー 和田 広文

ここだけスティール! ドアパネルデザインの秘密

【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「コペン」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業株式会社 デザイン部 チーフデザイナー 和田 広文(インタビュアー:森口将之)【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「コペン」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業株式会社 デザイン部 チーフデザイナー 和田 広文(インタビュアー:森口将之)

AO:フロントグリルについてはどうですか。

W:台形であることはプロトタイプのD-Rから受け継いでいます。ナンバープレートを取り付けるためにバーを入れたのです。ナンバーの位置は、内部のラジエーターの位置との兼ね合いで決めています。グリルの開口部を大きくしたのは、エンジンの効率を高めて燃費を向上させるなど、機能面も考えた結果です。旧型のグリル開口は小さめで、機能面ではギリギリの性能だったのです。

AO:ボンネットの2つのふくらみも目立ちますが、これは演出なんですか。

W:このふくらみは、歩行者保護対策なのです。2つのふくらみの近くに、バッテリーなどの補機がやや出っ張って置かれているので、左右対称になるように仕上げたのです。このラインに合わせて中央部も盛り上げるというアイディアもありましたが、そうするとノーズがボテッとした雰囲気になってしまうので、左右だけにしました。

ダイハツ 新型 コペン 「DRESS FORMATION(ドレス・フォーメーション)」

AO:ドアだけはスティールパネルとなっていますが、前後の樹脂パネルと釣り合いを取るのが難しくなかったのでしょうか。

W:ドアは側面衝突の際の安全性とセキュリティを考慮してスティールとしました。周囲の樹脂パネルに負けないキャラクターラインを出せたのは、コペンが当面は一日30台という少量生産車であるからなのです。大量産車ではもっと丸くしないといけないのですが、生産台数が少ないからこそ、エッジの角をシャープにすべく、造形を頑張ってくれました。生産に時間を掛けられることが、このメリハリのあるドアパネルを生み出したのです。

【DESIGNER’S ROOM】ダイハツ 新型「コペン」デザイナーインタビュー/ダイハツ工業株式会社 デザイン部 チーフデザイナー 和田 広文(インタビュアー:森口将之)

AO:全体のフォルムと比べると、ルーフの形状は旧型に近いような感じがしますが、この部分は旧型と共用しているのでしょうか。

W:軽自動車なのでパッケージングの余裕がないこともあり、全体的なレイアウトは同じとしました。ルーフの構造も旧型から引き継いでいます。角張った形にしようとすると、内部構造からやり直さなければならず、短期開発を成功させる為、同形状としました。旧型と比べると、三角窓をなくしたことが目立ちますが、ホイール/タイヤの大径化で格納スペースが狭くなったので、その空間内に収めるよう形状を変えています。この部分は苦労しました。

[次ページへ続く]

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